「なるべく安くパソコンを買いたいがゲームも少しは楽しみたい」という方は、グラボなしのBTOパソコンがおすすめです。
グラフィックボードを搭載していない分料金が安くなるほか、軽めのゲームなら内蔵GPUでもプレイできます。
この記事では、グラボなしBTOパソコンのおすすめモデルを紹介しつつ、グラボなしでも遊べるゲームや後付け時の注意点まで解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
モデル | ![]() MousePro CR-I1U01 | ![]() mouse SH-A5U01 | ![]() mouse A5-I7U01BK-A | ![]() mouse B4-I5U01SR-A |
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CPU | インテル Celeron プロセッサー 4205U | Ryzen 5 5500GT | Core i7-12650H | Core i5-1335U |
GPU | インテル UHD グラフィックス 610 | Radeon Graphics | インテル UHD グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリ | 4GB | 16GB | 8GB | 16GB |
ストレージ | 128GB | 500GB | 500GB | 256GB |
おすすめ用途 | 最安値で買える デスクトップPC | 軽めの動画編集 もできる高コスパPC | 事務作業などを 幅広くこなしたい | 軽めのゲーム もプレイしたい |
グラボなしBTOパソコンのおすすめは?
早速、グラボなしBTOパソコンのおすすめモデルをご紹介していきます。
格安モデルを中心に紹介していくので、予算を抑えてパソコンを購入したい方はぜひチェックしてみてください。
【超格安モデル】6万円代のコンパクトデスクトップPC
MousePro CR-I1U01
CPU:インテル Celeron プロセッサー 4205U
GPU:インテル UHD グラフィックス 610
メモリ:4GB
ストレージ:128GB SSD
メリット | デメリット |
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6万円台でPCが手に入る コンパクトでスペースをとらない 事務作業なら快適にこなせる | 動画編集やゲーミング用途では使えない グラボの増設はできない |
6万円台で販売されている超格安のデスクトップパソコンです。
価格が安いながらも、ビジネス利用に十分な性能は備えているので、Excelを使用した事務作業などは快適にこなせます。
ケースが小さくグラボを増設できないデメリットはありますが、デスク上に置いてもスペースをとりません。
とにかく安くてコンパクトなデスクトップパソコンが欲しい方におすすめです。
【コスパ良好】幅広いタスクをこなせる高コスパモデル
mouse SH-A5U01
CPU:Ryzen 5 5500GT
GPU:Radeon Graphics
メモリ:16GB
ストレージ:500GB SSD
メリット | デメリット |
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書類作成から軽めの動画編集まで対応可能 スリムでスペースをとらない 10万円以下で手に入る | クリエイター業務には不向き 普通のPCゲームはまともに遊べない |
書類作成から軽めの動画編集まで、幅広いタスクに対応できるデスクトップモデルです。
通常の動画編集やイラスト作成などのクリエイター業務には不向きですが、通常の事務作業なら快適にこなせます。
なお、ある程度の性能を備えながら10万円以下の低価格で販売されているので、コスパは決して悪くありません。
普段は事務作業が中心で、たまに動画編集や軽めのPCゲームのプレイをする方におすすめです。
【高性能CPU搭載】インテルCore i7プロセッサー搭載モデル
mouse A5-I7U01BK-A
CPU:Core i7-12650H
GPU:インテル UHD グラフィックス
メモリ:8GB
ストレージ:500GB SSD
メリット | デメリット |
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高性能なCore i7CPUを搭載 インターフェースが豊富で外部機器と接続しやすい 15.6型フルHD液晶搭載で動画視聴が快適 | クリエイター業務には不向き 普通のPCゲームは遊べない |
CPUにIntelのCore i7プロセッサーを搭載した、ミドルクラスのノートパソコンです。
クリエイター業務には向かないものの、フルHD液晶搭載で動画視聴などは快適にこなせます。
また、インターフェースが豊富なため、モニターやカードリーダーとの接続も苦労しません。
10万円以下で手に入る、使い勝手のよいノートパソコンが欲しい方におすすめです。
【軽めのゲームが遊べる】インテル第13世代CPU搭載ノートパソコン
mouse B4-I5U01SR-A
CPU:Core i5-1335U
GPU:インテル Iris Xe グラフィックス
メモリ:16GB
ストレージ:256GB SSD
メリット | デメリット |
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『原神』など軽めのゲームなら遊べる シャッター付きカメラ搭載でセキュリティ性が高い sRGB比 100%の広色域パネル搭載で画像編集に最適 | 普通のPCゲームはまともに遊べない クリエイター業務には不向き |
インテル第13世代CPUと内蔵GPUを搭載した、幅広いタスクに対応できるノートパソコンです。
内蔵GPUのため普通のPCゲームは遊べませんが、『原神』などの軽めのゲームなら十分遊べます。
また、シャッター付きカメラを搭載しているため、Zoomなどのオンライン会議で間違えて自分側を映してしまう心配もありません。
幅広いタスクに対応できる、コスパの良いノートパソコンが欲しい方におすすめです。
グラボなしBTOパソコンのメリット・デメリット
- グラボを後付けできる場合がある
- 価格が安い
- 消費電力を抑えられる
- 要求スペックの高いPCゲームはそもそも遊べない
- 本格的な動画編集などクリエイティブ作業は難しい
グラボなしBTOパソコンを購入する最大のメリットは、価格がグラボなしのPCより安いことです。
グラボが必要になった時に後付けできる場合もあるため、PCゲームをプレイしたくなっても柔軟に対応できます。
以下で、グラボなしBTOパソコンを購入するメリット・デメリットをそれぞれ紹介するので、ぜひPC選びの参考にしてみてください。
メリット:グラボを後付けできる場合がある
グラボなしBTOパソコンは、グラボを後付けできるケースもあります。
購入時の初期コストを抑え、必要になったタイミングでグラボを導入すれば、無駄なく性能を強化できるのが大きなメリットです。
ただし、グラボを増設できるかどうかは、電源容量・PCケースの大きさ・マザーボードの対応スロットなどで決まるため、必ず増設できるとは限りません。
特に省スペース型やスリムケースのBTOパソコンは、サイズや冷却性能の制約があり、グラボを後付けできないので注意が必要です。
将来的にグラボを追加する可能性がある方は、あらかじめ「電源が500W以上」「ミドルタワーケース」「PCIeスロット搭載」といった条件を満たしているモデルを選びましょう。
メリット:価格が安い

グラフィックボードはPCパーツの中でも特に高価なパーツなため、これがないだけでもPC本体価格が大幅に安くなります。
ゲームや動画編集をあまり行わないなら、内蔵GPUでも十分なケースが多いため、グラボがなくても問題ありません。
事務作業での使用が中心で、パソコンにそこまで高い性能を求めていないなら、グラボなしBTOパソコンで購入コストを抑えましょう。
メリット:消費電力を抑えられる
グラボなしのBTOパソコンは、消費電力を抑えられるという点でもメリットがあります。
グラフィックボードは高性能であるほど電力を多く消費するため、搭載しないことで電力負荷が大幅に軽減されます。
その結果、PC全体の発熱も少なくなり、ファンの回転音が静かになるなど、静音性や快適性につながる点も見逃せません。
毎月の電気代も最低限に抑えられるため、性能にこだわらないならグラボなしBTOパソコンがおすすめです。
デメリット:要求スペックの高いPCゲームはそもそも遊べない

グラボなしBTOパソコンはグラフィック処理能力が低いため、要求スペックの高いPCゲームはまともに遊べません。
これらのゲームを快適に遊びたいのであれば、「RTX 4060 Ti」以上の性能を有するグラボが必要です。
現行ミドルクラスのゲーミングPCをチェックしてみてください。
デメリット:本格的な動画編集などクリエイティブ作業は難しい
グラボなしのBTOパソコンは、軽めの作業には十分対応できますが、本格的なクリエイティブ用途には不向きです。
エフェクト処理や4K動画の書き出しなど、高度な作業になると処理が追いつかず、動作が重くなったり、作業効率が大きく低下します。
したがって、本格的な動画編集やクリエイティブな作業を予定しているなら、初めからグラボを搭載した高性能なモデルを購入しましょう。
グラボなしPCを選ぶ際のポイントは?
グラボなしBTOパソコンは価格を抑えられるメリットがありますが、選び方を間違えると後悔する可能性があります。
したがって、用途や将来的な拡張性を見据えて、自分に合ったモデルを選ぶことが大切です。
ここでは、グラボなしPCを選ぶときに押さえておきたいポイントを3つ紹介します。
PCの使用用途をはっきりさせておこう
まずは、パソコンを何に使いたいのかを明確にすることが大切です。
ネット閲覧や事務作業が中心なら内蔵GPUで問題ないですが、軽めのゲームや動画編集も行うならある程度高い性能が求められます。
使用目的によって求められる性能やパーツ構成が変わるため、PCの使用用途を明確にしましょう。
デスクトップと比較して用途に合う方を選ぼう
- 外出先でも作業できる
- 省スペース
- 拡張性が低い(グラボの後付けができない)
- デスクトップより画面が小さい
- 拡張性が高い
- 大画面でパソコンを使える
- 多くのスペースが必要
- 外出先では使えない
グラボなしパソコンは、デスクトップ型とノート型の両方から選べますが、それぞれ特徴が異なります。
ノートPCは持ち運びに便利で省スペースですが、拡張性が限られており、後からグラボを追加できません。
一方、デスクトップは持ち運べないデメリットはあるものの、グラボを後付けできるケースがあるため、ニーズの変化に柔軟に対応できます。
どちらもメリット・デメリットがあるため、自分のニーズに合うほうを選びましょう。
グラボを後付けするなら大きめのPCケースを選ぼう

将来的にグラフィックボードを増設したいと考えているなら、PCケースの大きさにも注意が必要です。
スリム型や省スペース型のケースは、内部のスペースが限られており、大型のグラボが物理的に入りません。
また、ケースのサイズに比例して冷却性能やエアフローの余裕も変わってくるため、拡張性を重視するならミドルタワー以上のケースを選びましょう。
グラボなしのゲーミングPCは中古で購入しても良い?
- パーツが劣化している可能性がある
- 保証が切れている可能性がある
- ウイルスに感染している可能性がある
中古のグラボなしゲーミングPCは価格が安く魅力的に見えますが、上記のように注意すべきリスクがあります。
特にCPUや電源、冷却ファンなどは長時間の使用で性能が落ちている場合があり、購入後すぐに故障や不具合が起こることもあります。
また、多くの中古品はメーカー保証がすでに切れており、トラブルがあってもサポートを受けられません。
前の所有者がインストールしたソフトや設定に、ウイルスやマルウェアが含まれている可能性もあります。
このようなリスクを避けるためにも、できるだけ新品のBTOパソコンを信頼できる専門ショップから購入しましょう。
グラボなしのBTOパソコンを購入する場合におすすめのショップ
ここでは、主要なBTOショップである「ドスパラ」「マウスコンピュータ」「パソコン工房」それぞれの特徴について、解説していきます。
ドスパラ

ドスパラは、ゲーミングPCやクリエイター向けモデルの豊富さで知られる老舗のBTOブランドです。
ハイエンド構成だけでなく、グラボなしのシンプルなモデルも充実しているので、価格を抑えたい方にも向いています。
また、注文から最短翌日発送に対応しており、納期の早さは業界トップクラスと言っても過言ではありません。
モデルの豊富さや納期の早さを重視している方は、ぜひドスパラをチェックしてみてください。
マウスコンピューター

マウスコンピューターは、国内生産にこだわった高品質なBTOパソコンを提供しているメーカーです。
軽作業向けのベーシックモデルや、グラボ非搭載のリーズナブルな構成も多く、ビジネスや日常用途にも使えます。
24時間365日の電話サポートや3年保証など、アフターサービスが充実している点も見逃せません。
将来的にグラボの後付けを考えている方も、拡張性のあるケース構成が用意されているモデルが多いため、柔軟な選び方ができます。
パソコン工房

全国に実店舗を展開するパソコン工房は、対面での相談やアフターサポートが受けやすいのが特徴です。
コストを抑えたいユーザー向けに、グラボなしのエントリーモデルも豊富に取り扱っており、価格と性能のバランスに優れたモデルが揃っています。
iiyamaブランドの製品や拡張性の高いモデルを選べば、将来的なパーツ追加にも柔軟に対応可能です。
初めてBTOパソコンを購入する方や、実店舗で相談しながら購入したい方は、ぜひパソコン工房をチェックしてみてください。
グラボなしでできるPCゲームのおすすめは?

- Apex Legends
- マインクラフト
- 原神
- ファイナルファンタジーXIV
- VALORANT
- Among Us
- Terraria
上記のゲームなら、グラボなしパソコンでも十分プレイ可能です。
ただし、ほとんどのゲームはフルHDの最低画質で60fpsに届く程度なので、場合によっては動きがカクカクになります。
したがって、PCゲームをプレイするなら、なるべくグラボを搭載したゲーミングPCを購入しましょう。
グラボありでも、現行のエントリークラスなら10万円台前半で手に入ります。
グラボなしBTOパソコンに関するよくある質問
ここからは、グラボなしのBTOパソコンに関するよくある質問と回答をまとめて紹介していきます。
- グラボなしで遊べるゲームのおすすめは?
-
『原神』や『マインクラフト』がおすすめです。
これらのゲームは、グラボなしPCでも比較的快適に遊べます。
- ノートパソコン(グラボなし)でゲームをプレイできる?
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グラボなしのノートパソコンでも、タイトル次第ではプレイ可能です。
『原神』や『マインクラフト』など、できるだけPCへの負荷が軽いゲームを選びましょう。
- BTOパソコンはグラボを後付けできる?
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BTOパソコンは、グラボを後付けできるモデルもあります。
ただし、ケースサイズが小さいと物理的にグラボを収納できないので、ミドルタワー以上の大きめのPCケースを選びましょう。
- グラボなしPCを中古で買っても良い?
-
グラボなしPCを中古で買うのはおすすめしません。
故障やウイルスに感染しているリスクがあり、買ったことを後悔する可能性があります。
グラボなしBTOパソコンのおすすめは?まとめ
モデル | ![]() MousePro CR-I1U01 | ![]() mouse SH-A5U01 | ![]() mouse A5-I7U01BK-A | ![]() mouse B4-I5U01SR-A |
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CPU | インテル Celeron プロセッサー 4205U | Ryzen 5 5500GT | Core i7-12650H | Core i5-1335U |
GPU | インテル UHD グラフィックス 610 | Radeon Graphics | インテル UHD グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス |
メモリ | 4GB | 16GB | 8GB | 16GB |
ストレージ | 128GB | 500GB | 500GB | 256GB |
おすすめ用途 | 最安値で買える デスクトップPC | 軽めの動画編集 もできる高コスパPC | 事務作業などを 幅広くこなしたい | 軽めのゲーム もプレイしたい |
グラボなしBTOパソコンは、予算を抑えてパソコンを購入したい場合に有効な選択肢です。
しかし、動画編集やゲームプレイには対応できないなど、いくつかのデメリットも存在します。
安いパソコンが欲しい方は、本記事で紹介したグラボなしBTOパソコンのおすすめを、ぜひチェックしてみてください。