ストリーマーの間でも大変人気な『VRChat』は、ゴーグルなしでも遊べますがVRゴーグルで遊ぶことでバーチャル世界を120%楽しめるようになります。
本記事では実際にVRゴーグルを利用している筆者が『VRChat』向けVRゴーグルの失敗しない選び方を解説し、おすすめのVRゴーグルを5つ紹介します!
おすすめゴーグルベスト3!
当サイトでは『VRChat』の推奨スペックとおすすめゲーミングPCについても解説していますので、こちらも要チェックです。
『VRChat』向けゴーグルのおすすめ5選まとめ
モデル | Meta Quest 2 | VIVE Pro 2 | Meta Quest 3 | VIVE Cosmos Elite | DPVR E4 |
---|---|---|---|---|---|
Amazon評価 | |||||
価格 | 62,800円 | 209,000円 | 74,800円 | 89,800円 | 67,000円 |
解像度 | 片目あたり 1832×1920 | 片目あたり 2448×2448 | 片目あたり 2064×2208 | 両目あたり 2880×1700 | 両目あたり 3664×1920 |
視野角 | 100° | 120° | 110° | 110° | 116° |
リフレッシュ レート | 最大120Hz | 最大120Hz | 最大120Hz | 最大90Hz | 最大120Hz |
搭載機能 | IPD調整 眼鏡スペーサー | IPD調整 ベースステーション トラッキング 別売りで全身トラッキング用 パーツあり | IPD調整 MR機能 | IPD調整 ベースステーション トラッキング 別売りで全身トラッキング用 パーツあり | IPD調整 (要対応ソフト) SteamVR対応 |
本体重量 | 504g | 815g | 515g | 記載なし | 280g |
サイズ | 23 x 13 x 22 cm | 記載なし | 23 x 13 x 22 cm | 記載なし | 19.2 x 28.1 x 12.45 cm |
ここでは、『VRChat』の世界観を最大限楽しめるモデルについて、目的・価格別に紹介していきます。
【コスパNo.1】Meta Quest 2
メリット | デメリット |
---|---|
価格が安い 眼鏡をかけながらでも装着できる 単体でもPC接続でも利用可能 | 最新モデルに比べるとスペックが若干劣る 人気が高いので在庫が少ない |
なるべく安くて良質なVRゴーグルをお探しの方は、型は古くなってしまいますがMeta Quest 2がおすすめです。
価格は最新モデルに比べて約半分の3万円台と、VRゴーグルの中でもかなり安く、それでいてスペックも大差ないのでコスパが高いのが魅力です。
単体で場所を選ばず使用でき、ゲーミングPCに接続すれば要求スペックが高いVRゲームも遊べて汎用性もかなり高いため、MRを使いたいなどの理由がなければ本モデルが一番無難なVRゴーグルと言えます。
ただ、やはり最近在庫が薄くなってきているため、新品のMeta Questを求めている方は後継機であるMeta Quest 3を探しましょう。
【精密トラッキング】VIVE Pro 2
メリット | デメリット |
---|---|
ベースステーションでトラッキングをするので正確な動きを反映できる 別売りパーツを買えば全身トラッキングも可能 ハイレゾ音源対応 | 価格が高い 重量が重い |
『VRChat』で自分の動きを正確に反映して欲しい!全身トラッキングしたい!という方には、こちらの高性能モデルがおすすめ。
価格は20万円を超えるのでかなり高いですが、ベースステーションで動きをキャプチャーするので、ゲーム内で細かい動作を正確に反映することが可能です。
また、別売りのベースステーションとトラッカーを追加すれば、憧れの全身トラッキングでVRの世界を自由に動けるようになります。
【MR機能搭載】Meta Quest 3
メリット | デメリット |
---|---|
MR機能でリアルとバーチャル画面を融合できる 単体でもPC接続でも使用可能 ケーブル類が少ないのでスマートに使える | 人気が高いので在庫が少ない |
MR機能を使ってリアルとバーチャル世界の融合した世界を楽しみたい!最新モデルの安定VRゴーグルを教えて!という方には、こちらのMeta Quest 3がおすすめ。
MR機能とは、眼の前にある景色とバーチャル画面を融合して表示させることができる機能で、SAOのようにジェスチャーをすれば眼の前にコンソールを表示させたり、自分の部屋にお気に入りのキャラを表示させて交流するなど、遊び方は無限大です。
性能も高解像度かつグラフィック処理性能が高いので単体で遊べるゲームが豊富で、ゲーミングPCに接続すれば『VRChat』のあらゆるワールドで高画質な世界を体験できます。
【外部トラッキング入門用】VIVE Cosmos Elite
メリット | デメリット |
---|---|
ベースステーショントラッキングなので正確な動きを反映できる 追加パーツを購入すれば全身トラッキングも可能 フルトラッキング可能なゴーグルの中でも価格が安め | リフレッシュレートが少し低め |
フルトラッキング対応のVRゴーグルが欲しいけど、なるべく予算を抑えたい!という方には、こちらのVIVE Cosmos Eliteがおすすめ。
最新モデルに比べるとスペックは見劣りしますが、トラッキング性能自体はかなり高く、ベースステーショントラッキングの恩恵をお得な価格で体験できる高性能なVRゴーグルです。
追加パーツを購入すれば全身トラッキングも可能になるので、『VRChat』で全身を使ったモーションで遊びたい方にも大変おすすめできます。
【軽量モデル】DPVR E4
メリット | デメリット |
---|---|
軽いので長時間使用していても疲れにくい SteamVR対応なので対応ゲームが多い | IPD調整が人によっては上手く行かない場合がある |
とにかく軽いVRゴーグルをお探しの方は、こちらのDPVR E4がおすすめです。
装着感と軽さはあらゆるVRゴーグルの中でもダントツの評判で、長時間プレイすることが多くなる『VRChat』ユーザーにとっては大変嬉しいメリットです。
ただし、IPD調整(両目の瞳孔間隔の調整)が専用ソフトで調整できるとは言え、上手く行かずに微妙にピンボケしたような環境で使わざるを得ない事があるので、購入した際はすぐに自分に合っているか調整して確認してください。
『VRChat』をゴーグルで遊ぶメリットは?
『VRChat』をデスクトップモードではなく、VRゴーグルで遊ぶメリットとデメリットをまとめました。
ゴーグルが自分にとって本当に必要なのか?という判断材料にしてください。
没入感が増す
様々な人との交流がメインな『VRChat』は、VRゴーグルで遊ぶだけでセカンドライフとも言えるほど、バーチャルだけどリアルなコミュニティーの世界が待っています。
一緒に写真を撮ったりゲームで遊んでいる時の臨場感は、VRゴーグルでしか味わえません。
フルトラッカーにするとダンスができる・ポーズに幅が出る
敷居は少し高いですがフルトラッカー用の設備が整えば、全身でダンスをしたり可愛いポーズなどの幅が広がるので、更に臨場感を増した交流ができるようになります。
『VRChat』の界隈ではフルトラッキングというだけで注目度がかなり高くなるので、交流のきっかけになるでしょう。
『VRChat』を遊べるゴーグルの失敗しない選び方
『VRChat』用のゴーグルが欲しいけど、何を基準に選んだら良いかわからない!という方に向けて、失敗しない選び方を解説します。
予算や機能による使用感の違いなどを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
予算で選ぶ
価格 | クラス | 特徴 |
---|---|---|
~1万円未満 | 低価格帯 | 疑似VR スマホ用がメイン |
1万円~5万円未満 | 中価格帯 | PC用のスタンダードな モデルがメイン |
5万円~ | 高価格帯 | MR機能やフルトラッキング 対応モデルが多い |
VRゴーグルには価格帯が大きく分けて3つあり、それぞれ特徴があります。
1万円未満のモデルには、スマホ用の疑似VRゴーグルしかほぼないので、PC用に選ぶなら中価格帯以上のモデルから選ぶことになります。
『VRChat』用なら中価格帯のVRゴーグルで十分快適に遊ぶことが可能なので、初心者の方なら中価格帯がおすすめです。
フルトラッキングなどの上級者用の機能を求めるなら、必然的に高価格帯のVRゴーグルが必要です。
本体重量やサイズで選ぶ
重量 | 装着感 |
---|---|
300g前後 | 無線ヘッドホンと同じくらいの重量 長時間使用していても疲れにくい |
500g前後 | 頭を揺らすと重量感を感じるくらい |
600g以上 | ずっしりとヘルメットを 被ったときのような感覚 長時間プレイは人によって厳しい |
今主流の「Meta Quest 3」などのゴーグルは約500gくらいで、そこまでずっしりとした感覚は無く、許容範囲のスタンダードな重さと言えます。
500g以上になると明らかにずっしりとした感覚で、動くと重量感をかなり感じるようになるので、人によってはすぐに疲れてしまうこともあるでしょう。
そのため、初心者の方には500g以下の重量のVRゴーグルをおすすめします。
IPDやピント調整機能を搭載しているかどうかチェック
一番人気があるVRゴーグルをとりあえず買っておけば機能面は安心ですが、MetaやVIIVE以外のメーカーのゴーグルを購入するときには、ピント調節機能の有無は確認しておきましょう。
特にIPD(瞳孔間距離)の調整は、VRゴーグルそのものを使用できるかどうかに関わってくるので、IPD調整の機能の有無はスペック表で必ず確認しておくようにしましょう。
『VRChat』おすすめゴーグルに関するよくある質問
- VRChat用のVRゴーグルにダイソーのような格安モデルは使える?
-
まずダイソーにあるような格安VRゴーグルは、PCに接続して使えません。
そのため、PC専用ゲームである『VRChat』には格安VRゴーグルを使うことはできません。
- VRChatで気持ち悪い・酔ってしまう場合におすすめのゴーグルは?
-
3D酔いは、自分が思ったとおりに映像が動かす認識にズレが生じてしまうことが原因なので、正確で滑らかな映像を出力できる環境を整えることが必要です。
そのためには、外部トラッキングを使用して正確な動作を反映することのできる「VIVE Pro 2」や「VIVE Cosmos Elite」と、ゲーミングPCが必要です。
ゴーグルとPCを合わせて約25万円以上は予算が必要になってきます。
- VRChat用HMDのおすすめモデルは?
-
とりあえずおすすめできるのは「Meta Quest 2」「Meta Quest 3」のMeta製ゴーグルです。
基本的に「人気が高い=品質と機能面サービスが良い」ということであり、実際装着感やコントローラーの形状と操作感も考えられ、スペックが気になって不快に思うことはありません。
- VRChat用の安いゴーグルを買う場合、予算は最低どれくらい必要?
-
最安で安心して使えるVRゴーグルといえば「Meta Quest 2」がおすすめで、62,800円です。
逆にこれ以外の安いゴーグルは、なにかトラブルがあった場合に対応してくれるかどうか怪しく、ネット検索でもあまり対応情報がヒットしないためおすすめできません。
『VRChat』向けゴーグルのおすすめ5選まとめ
VRゴーグルは『VRChat』でのコミュニティの幅を広げるだけでなく、ゲーム自体をより楽しませてくれる素晴らしいデバイスです。
MRやフルトラッキングなどの上級者用の機能も駆使すれば、『VRChat』だけでなくダンスゲームや推しキャラとの同居生活なんてことも可能なので、無限の可能性を秘めています。
ただ、予算はその分大きく変わってくるので、自分が求める環境と予算を照らし合わせて無理のないVR環境を目指してみてください!
おすすめゴーグルベスト3!
当サイトでは『VRChat』の推奨スペックとおすすめゲーミングPCについても解説していますので、こちらも要チェックです。