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Ryzenはやめとけという悪い評判はある? 相性問題や動かないソフトがあるって本当?

Ryzenの評判アイキャッチ

RyzenはIntelのCoreシリーズと対を成すCPUとして有名ですが、ネット上では稀に「Ryzenはやめとけ」「相性問題がある」などの噂が見られるときもあります。

この記事では、Ryzenはやめとけという悪い評判はあるのかについて、利用者の意見をもとに検証します。

他にもRyzenの人気モデルや、人気の理由なども解説しているので、RyzenのCPUが気になっている方や、Ryzenに関する疑問がある方は参考にしください!

目的・価格別に紹介!

コスパに優れたRyzen搭載PCを販売するBTOショップ「マウスコンピューター」はひどいのかどうか?という評判記事もまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

目次

Ryzenの基本情報

AMD
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Ryzenとは、半導体メーカーであるAMD社が提供するCPUのブランド名で、Intel社が提供するCoreシリーズと匹敵する性能を誇るCPUです。

Intel社との差別化としては、キャッシュ容量を大きくしてグラボとのやり取りをスムーズにしたことにより、ゲーム内のfpsを大きく向上させた「3Dシリーズ」などが挙げられます。

価格面でもIntel社よりコストパフォーマンスに優れたモデルが揃い、マザーボードのソケット(取り付け部分)の形状が長年変わりません。

そのため、手軽にCPUの更新がしやすく自作PCユーザーから特に人気があります。

目的・価格別に紹介!

Ryzenの悪い評判・良い評判を紹介

デメリット・悪い評判
メリット・良い評判
  • 昔言われていた相性問題が今でもあると思い込んでいる人がいる
  • 時期によってはIntelより高い
  • コスパがいい
  • 3Dシリーズのfpsアップが最上位モデルに匹敵する

XでRyzen利用者の評判を4件リサーチした結果を元に、良いところと悪いところの検証をしていきます。

結論から言うと、基本的にIntelよりもコスパが良いCPUという評価が多く、ゲーミングPCのコスパ重視モデルの筆頭としてかなり多くのBTOショップに採用されています。

悪い評判・デメリット

  • 昔言われていた相性問題が今でもあると思い込んでいる人がいる
  • 時期によってはIntelより高い

悪い評判はほぼありませんでしたが、その中のほとんどは相性問題に関する内容で、「かなり昔にゲームとの相性問題があった」ことを今でも引きずっている方の口コミでした。

2024年10月頃にIntelの不具合の影響で、RyzenのCPUが特需になり高騰しました。

その際は、逆にIntelの前世代CPUがコスパ重視モデルとして需要があったので、時期によってはIntelより高りおすすめできないという声もあります。

昔言われていた相性問題が今でもあると思い込んでいる人がいる

Ryzen発売当初はクリエイターソフトのAdobeや、NVIDIA製のグラフィックボードとの相性(互換性)が上手くいかず、動作不良を起こしていたこともありました。

ただし7年ほど昔の話で、現在は全く問題なくあらゆるパーツやアプリと互換性があります。

今でも相性問題を話題に出してRyzenを評価している人の口コミは、参考になりません。

時期によってはIntelより高い

Intelが不具合を出したことによるRyzen特需により、RyzenのCPUがIntelより高くなってしまうモデルがあるという声があります。

ただし一時的な現象であり、基本的には同スペックでIntelとRyzenを比べた場合、Ryzenのほうがコスパが高い場合がほとんどです。

良い評判・メリット

  • コスパが良い
  • 3Dシリーズのfpsアップが最上位モデルに匹敵する

Ryzenの良い評判は、価格に対してスペックが高いというコスパの高さがかなり多くあります。

特に昨今のゲーミングPC需要に対して3Dシリーズの評価がかなり高く、最新ゲームを遊ぶならRyzenの3Dシリーズと言っても過言ではないくらいに人気です。

コスパが良い

Ryzenの口コミで一番多かったのが、Intelよりコスパが良いという評判です。

特にRyzenのCPUのソケットは長年形状が変わらないので、マザーボードを頻繁に更新する必要がありません。

結果として、CPUだけの交換だけで手軽にグレードアップできる点もコスパの良さにつながっています。

ネトナビ 編集長

2016年に登場したAM4ソケットは、未だに現役で頑張っています!

3Dシリーズのfpsアップが最上位モデルに匹敵する

https://twitter.com/kuinters/status/1858153591548395622

Ryzenの人気モデル3Dシリーズは、コア数や周波数が同じIntel製のCPUに比べて、ゲーム内fpsがワンランク上のCPUやグラボを使用しているのと変わらないくらい高くなっています。

そのうえ、価格も上位モデルに比べて安いのでかなりのコスパを誇ります。

特にグラフィックの負荷が高いゲームでの活躍が顕著で、性能の高いグラボと合わせることでかなり快適なゲーミング環境を実現可能です。

ネトナビ 編集長

特にコスパを重視するなら、遊びたいゲームのスペックを確認したうえで、Ryzenの3Dシリーズを選んでおくと間違いはないでしょう!

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相性問題や動かないソフトはある?

AMD
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結論から言うとRyzenを使用することで、相性問題が発生して動かないソフトはありません

ではなぜそういう口コミがあるのかと言うと、Ryzenが登場する前はIntel製CPUがほぼ100%のシェア率だったため、各ソフトはIntelに最適化されていたからです。

現在はそんなことはなく、すべてのPCパーツやソフトを快適に動作させることが可能です。

ネット上で「Ryzenは相性問題が起きる」という内容の投稿を見つけても、鵜呑みにしないようにしましょう。

目的・価格別に紹介!

Ryzenでコスパに優れたおすすめCPUは?

スクロールできます
Ryzen 7 5700XRyzen 7 7700XRyzen 9 3900X
価格34,627円58,456円76,126円(中古は3万円台)
ベースクロック3.4GHz4.5GHz3.8GHz
ブーストクロック4.6GHz5.4GHz4.6GHz
コア数‎8コア16スレッド8コア16スレッド12コア24スレッド
おすすめ用途最新ゲームを
60fps以上安定でプレイ
ゲームを
最高画質でプレイ
動画エンコードなどの
クリエイティブな作業
2024年11月時点でのAmazon掲載価格

Ryzen製のCPUには型番がありますが、基本的に「Ryzen」の直後の数字が大きいとスペックが高くなります

たとえば「Ryzen 7 5700X」と「Ryzen 9 3900X」では、5700のほうが数字は大きいですが、最高グレードを意味する”9”を冠する3900の方がグレードが高くてスペックが高いです。

また、末尾に”X”や”G”がついている場合、Xはオーバークロックに対応している性能アップバージョンかGは内蔵GPUを搭載しているかの意味になります。

ここではRyzenシリーズでコスパを重視する場合おすすめの3モデルをピックアップして紹介します。

Ryzen 7 5700X

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8コア16スレッドと基本的なスペックを確保しつつ、2024年11月時点で価格も2万円台とかなり安いので、エントリークラスのゲーミングPCに多く採用されている人気モデルです。

同スペックのIntel Core i5 14400が3万円超えなことを考えると、かなりコスパが高いCPUであることは一目瞭然です。

安いからと言って最新ゲームを遊ぶのに支障が出るということはなく、RTX 4060Tiあたりと組み合わせればフルHD環境で144fpsを目指せるゲームは数多くあります。

Ryzen 7 7700X

AMD
¥54,980 (2024/11/26 14:39時点 | Amazon調べ)

コスパ重視のミドルスペックPCに多く採用されているCPUで、『モンハンワイルズ』用にRTX 4070シリーズと合わせて購入する方が多い人気モデルです。

8コア16スレッドと5700Xと同じ構成ですが、周波数が1GHz近く増えているので処理能力が段違いに向上しています。

約5万円台でアッパーミドルのグラボと合わせられるCPUはこのモデルくらいしかないので、少し先を見据えてスペックが高めのゲーミングPCを組みたいという方にはベストの選択肢です。

Ryzen 9 3900X

AMD
¥76,126 (2024/11/26 14:39時点 | Amazon調べ)

発売当初はかなりコスパが高いモデルでしたが、現在はスペック的にコア数が勝っているにも関わらず周波数の差で7700Xのほうが処理能力が高いので、コスパはかなり悪くなってしまいました。

とはいえAM4ソケットCPUの中では最高峰のスペックなので、まだマザーボードがAM4ソケットを採用しているモデルを使っている方の場合は選択肢に入ります。

今から購入するとなると新品の在庫がかなり少ないので価格が高くなってしまいますが、中古なら3万円台で並んでいるので全然ありです。

Ryzen搭載ゲーミングPCのおすすめモデル

ここではRyzen製のCPUを搭載したおすすめのゲーミングPCを紹介します。

おすすめモデルの選定基準
  • 品質が高く信頼できる製品かどうか
  • 同価格帯のなかで特にコスパが優れているかどうか
  • 今後長い間快適に使用できるかどうか

今回紹介するPCはすべて、国産で質が高い&サポートの対応が優れるマウスコンピューターから選定しています。

2週間に1度のペースでマウスコンピューターのセールが実施されますので、安く買いたい人はチェックしてみてください。

マウスコンピューターのセール
マウスコンピューター公式サイトより引用

手っ取り早く揃えるなら「NEXTGEAR JG-A5G60(5点セット)

NEXTGEAR JG-A5G60(5点セット)

CPU:Ryzen 5 4500
GPU:RTX 4060
メモリ:16GB
ストレージ:1TB NVMe SSD

メリットデメリット
価格が安い
設定次第で60~144fpsで遊べる
要求スペックが足りなくて起動すらしないということにはならない
WQHDや240fpsなどは厳しい
個人的に気に入った周辺機器を揃えたい人には不向き

1からゲーミングPC環境を整えたいけど、どれを買ったら良いかわからない!、なるべく安く周辺機器を揃えたい!という方には、こちらのスターターキットがおすすめ。

このセットさえ購入すれば、他に追加購入する必要もなくすぐにゲームを始められる環境が完成します

それぞれを単品で購入するよりもかなりお得に割引されているので、コスパがかなり高いのも魅力的です。

PC本体のスペックはそこまで高くないですが、超高fpsや4Kで遊びたい!というわけでもない限りは普通にゲームを快適に遊べるスペックは確保されているので安心してください。

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安定入門モデル「NEXTGEAR JG-A5G60

NEXTGEAR JG-A5G60

CPU:Ryzen 5 7500F
GPU:RTX 4060
メモリ:16GB
ストレージ:1TB NVMe SSD

メリットデメリット
価格が安い
最新ゲームを画質を落とさずに60fps以上で遊べる
軽めのゲームなら144fps張り付きも可能
高解像度でのプレイは厳しい

なるべく価格を抑えつつも最新ゲームを不自由なく遊べるゲーミングPCをお探しの方には、こちらの格安エントリーモデルがおすすめ。

約16万円とゲーミングPCの中では格安な価格帯ながらも、様々なゲームを画質設定を落とさずに遊べる安定のスペックがあり、『VALORANT』などの軽めのFPSゲームなら安定して144fps以上を発揮することもできます。

4Kなどの高解像度でのプレイや動画配信は安定しませんが、普通にPCゲームを遊ぶ分には何も困ることがない安定モデルです。

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高解像度も視野に入る「NEXTGEAR JG-A7G7A

NEXTGEAR JG-A7G7A

CPU:Ryzen 7 7700
GPU:RTX 4070 Ti SUPER
メモリ:16GB
ストレージ:1TB Gen4 SSD

メリットデメリット
WQHDや4Kでも60fps以上を安定して出せる
メモリを増設すれば動画配信をサクサク行える
価格が30万円以内に抑えられている
メモリ増設なしでは動画配信や4Kでのプレイは厳しい

先を見据えて性能の高いゲーミングPCをコスパよく手に入れたい!動画配信もできるくらいのスペックが欲しい!という方には、こちらのアッパーミドルがおすすめ。

限りなくハイエンドモデルに近い性能を持つRTX 4070Ti Superに、Ryzen 7 7700の組み合わせはボトルネックがかなり少ないので、最新ゲームでもWQHDや4Kにしても60fps以上を安定して維持することができます。

それでいて価格も30万円以内に抑えられているので、コスパがかなり高い点も魅力です。

ただし、動画配信や4Kでのプレイを視野に入れるのであれば、購入時に32GB以上にメモリを増設する必要がある点だけ注意してください。

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Ryzenに関するよくある質問

ここからはRyzenに関するよくある質問と回答について、紹介していきます。

Ryzenはやめとけってなんで言われることがあるの?

かなり昔にRyzenのCPUが登場した時に、当時Intelに最適化されていたPC環境にRyzenとの互換性が確立されていなかったので、不具合が発生していたことが原因です。

今はそんなことは全く無く、快適にRyzen製のCPUを運用できるので気にしなくていいです。

Ryzenのおすすめモデルはどれ?
  • コスパ重視ならRyzen 7 5700Xや7700X
  • ゲーミング性能重視なら5700X3D・7800X3Dなどの3Dシリーズ

2024年現在なら上記のモデルがコスパが良くておすすめです。

特に3Dシリーズはゲーム特化のCPUなので、CPUを酷使するクリエイティブな作業をしないのであれば、かなりコスパが高いです。

IntelとAMDのRyzenって何が違うの?

ものすごく大雑把に言うと性能的には大差ありません。

細かい違いを挙げるとすれば、Intelは最近リリースされたCore UltraシリーズにAI作業に特化したAPUを搭載しており、画像生成などのスピードが段違いに早くなっています。

Ryzenは3Dシリーズでゲームのfpsを大きく向上させることに成功しているので、3Dシリーズを搭載したゲーミングPCはかなり人気があります。

IntelとAMDのRyzenってどっちがいいの?

何も考えずに1からPCをショップで購入する場合は、正直どっちでも良いです。

ただ、あとから自分でPCのスペックをグレードアップしたかったり、自作でPCを組みたいという方の場合はRyzenが断然おすすめです

理由はIntelの場合CPUソケット(取り付け部分)の規格がコロコロ変わるので、CPUを変えようとしたらマザーボードも交換になるので非常に面倒だからです。

RyzenのCPUを使っていて困ることはある?

特にありません。

筆者は実際にRyzenのCPUをかれこれ約10年間も使用していますが、困ったことは何もありませんでした。

コスパが高くてソケット形状が長年変わらないので、アップグレードがしやすく非常に気に入っています。

Ryzenの評判まとめ

Ryzen利用者の口コミからも分かる通り、同スペックのIntel製CPUに比べて性能も価格も優れているモデルが多いので、非常に人気のブランドです。

特にゲーミングPCに特化した3Dシリーズが強いので、ゲーミングPCを扱うBTOショップはRyzen製のモデルが主役になっています。

自作PCユーザーにとっても、ソケット形状が長年変わらないことがかなりでかいメリットなので、Intelがかなり方向転換をしない限りはRyzenは不動の地位を築いていると言えるでしょう。

コスパに優れたRyzen搭載PCを販売するBTOショップ「マウスコンピューター」はひどいのかどうか?という評判記事もまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

目的・価格別に紹介!

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