ノートPCのグラフィックのスペック欄にある「Intel Iris Xe Graphics」というGPUは、一体どのくらいの性能があるのか気になっている方へ向けて、具体的なスペックと実際にどんなことができるかを解説します。
「ゲームできる?」「動画編集もできるって本当?」「グラボと性能比較したらどのくらいのスペックなの?」という疑問がある方は参考にしてください!
モデル | ![]() mouse B5-I7I01SR-B | ![]() MousePro L5-I7U01WT-A | ![]() DAIV Z4-I7I01SR-A |
---|---|---|---|
CPU | Core i7-1255U | Core i7-1355U | Core i7-1360P |
GPU | Iris Xe グラフィックス | Iris Xe グラフィックス | Iris Xe グラフィックス |
メモリ | 16GB | 8GB | 32GB |
ストレージ | 500GB (NVMe) SSD | 256GB (NVMe) SSD | 1TB (Gen4)SSD |
また、当サイトでは特にコスパが高いPCを提供するマウスコンピューターはひどいのかどうか?という評判記事もまとめているので、気になったらチェックしてみてください。
Intel Iris Xe Graphicsの基本情報
![GPU](https://jtgkn.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/12/iris-xe-graphics-netnavi-image01.jpg)
- ガッツリゲームはしないけどマイクラ程度の軽いゲームをやりたい
- 動画編集などをこなせる少し性能が高いノートPCが欲しい
Intel Iris Xe Graphicsは、ノート向けIntel製CPUiris Xeシリーズに搭載されるGPUの一つで、そこそこ高いグラフィック処理性能を持っているので、グラボなしノートPCによく採用されています。
![グラボとは](https://jtgkn.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/12/graphic-board2-1024x538.jpg)
動画編集や軽いゲームくらいならこなせるので、コスパ重視で汎用性の高いモデルを探している方に特におすすめできます
ただし、ゲーミングPCほどの性能は出せないので日常利用+動画編集程度のサブPCとして活躍できるGPUです。
Intel Iris Xe Graphicsのゲーム性能は?
Intel Iris Xe Graphicsのゲーム性能は、ゲーミングPCに搭載されているようなグラボほど高くはありませんが、負荷が軽いゲームならかなり快適に遊べるくらいのスペックはあります。
一方で、Unreal Engineや独自エンジンでグラフィックの品質が高いところを売りにしたゲームのプレイは難しいでしょう。
たとえば、FF7リメイクやスト6などは、スペック不足で最低設定にしても30fps出せるかどうかなので、快適なプレイは期待できません。
他のグラボとIntel Iris Xe Graphicsの性能を比較
グラボ名 | 3DMarkスコア |
---|---|
RTX 4060Ti | 15856 |
RTX 4060 | 13452 |
RTX 3060 | 11295 |
GTX 1660 SUPER | 7746 |
GTX 1050 | 6738 |
Intel Iris Xe Graphics | 2206 |
Intel Iris Xe Graphicsと外付けタイプのグラフィックボードの性能について、グラフィック処理性能の高さを表す3DMarkで比較してみました。
こう見るとわかりますが、主にゲーム用に使用されるグラフィックボードと比べると、2016年10月に発売された「GTX 1050」にさえ遠く及ばない性能です。
あくまでも軽くゲームができるGPUという位置づけなので、ゲーム目的ではなく動画編集ができる性能を確保したGPUと思っておきましょう。
コスパに優れるゲーミングPCを購入したい方は、国内生産&サポートの質が高いマウスコンピューターがおすすめですので、ぜひチェックしてみてください!
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Intel Iris Xe Graphicsで動画編集は行える?
![](https://jtgkn.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/12/iris-xe-graphics-netnavi-image02.jpg)
結論から言うと、Intel Iris Xe Graphicsで動画編集は可能ですが、あえて選ぶほどの性能ではありません。
なぜかというと、動画編集にはCPU自体の処理速度とグラフィック処理性能のどちらも必要だからです。
Intel Iris Xe GraphicsはCPUに内蔵されているGPUなので、構造上どちらも高いスペックを確保することはできません。
![](https://mh-wilds.jp/wp-content/uploads/2024/11/cpu-2-1.jpg)
基本的に、CPUはユーザーからの命令をもとに、グラフィック処理を行うパーツ(グラボ)に指示を出す司令塔の役割を担っています。
ただし内蔵GPUでは、グラフィック処理を行うときGPU側にリソースを振る必要があるため、負荷が重い処理には耐えられません。
そのため、外付けグラボに処理を専門で請け負ってもらうスタイルのゲーミングPCとは、どうしても差が出てきます。
あまり優秀ではないとはいえ、フルHD解像度&5分くらいの動画なら20~30分で書き出しが行えるので、外出先でちょっとした動画を編集するサブPCとして採用するなら全然ありです。
実際にIntel Iris Xe グラフィックスを利用した人の悪い評判・良い評判
XでIntel Iris Xe Graphics利用者の評判を4件リサーチした結果を元に、良いところと悪いところの検証をしていきます。
これらの評判を見ると、スペック通り軽めのゲームや動画編集はできるけど、高い水準の環境を望むことはできないGPUということがわかります。
悪い評判・デメリット
- ドライバーのバージョンによっては相性が悪く遊べないゲームが有る
- 軽めのゲームしか遊べない
悪い評判のほとんどは、期待しすぎたことによるスペックの限界に不満を感じたポストです。
グラフィック処理能力が高いとは言え、あくまでも内蔵GPUの中では高いということなので、ゲームや動画編集時の性能を過度に期待はしないほうが良いでしょう。
ドライバーのバージョンによっては相性が悪く遊べないゲームが有る
Intelが配布しているドライバーのバージョンによっては『原神』が動作しないというポストが多かったです。
現在は解消していますが、それでもノートPCの他のパーツの状況によっては満足に動作しない方もちらほらいます。
スマホ対応ゲームとは言え『原神』ほどグラフィックにこだわったゲームはスペック的に厳しいです。
軽めのゲームしか遊べない
購入したノートPCにゲーム用のランチャーがプリインストールされていたとしても、軽めのゲームしか遊べません。
ゲームができる内蔵GPUではありますが、全部のゲームをできるというわけではないということを留意しておかないと、間違って購入することにもつながってしまうので注意しましょう。
![](https://jtgkn.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/05/hukidasi-icon-man.png)
3Dゲームや最新タイトルをがっつり遊ぶなら、ゲーミングPCの利用がおすすめです!
当サイトでは国内生産&特にコスパに優れるマウスコンピューターのセールについても解説していますので、ゲーミングPCをお得に買いたいなら要チェックです。
良い評判・メリット
- マイクラを60fps安定で遊べる
- Blenderや動画編集をぎりぎりできるスペックはある
良い評判は、意外と頑張ってくれる内蔵GPUだなというポストが多くありました。
『マイクラ』を始めとした軽めのゲームなら問題なく遊べて、3Dモデル作成ソフトや動画編集もできなくはないくらいのスペックがあるので、サブPCとしての適性が高いです。
マイクラを60fps安定で遊べる
サバイバルクラフトゲームの代表的なゲーム『マイクラ』を60fps安定で快適に遊べることが、色んな人の口コミであり評判が高いです。
2Dドット絵のゲームなどもサクサクと動くので、負荷が軽いゲームと言われる種類のゲームなら問題なく遊べます。
Blenderや動画編集をぎりぎりできるスペックはある
無料の3DCG作成ソフトBlenderがぎりぎり動いてくれて、動画編集もできなくはないスペックがあるという評価が多くありました。
実際のスペックから見てもそのとおりで、高い水準の作業環境を求めなければとりあえずこなせる性能があります。
![](https://jtgkn.xsrv.jp/wp-content/uploads/2024/05/hukidasi-icon-man.png)
目的や遊ぶゲームを事前に決めておけば、Intel Iris Xeは安価で活躍できるGPUです!
Intel Iris Xe Graphics搭載PCのおすすめモデル
ここでは、Intel Iris Xe GraphicsをメインGPUにしているノートPCのおすすめモデルをいくつか紹介します。
一般向けノートPCの中では高めのグラフィック処理を求めている方や、サブPCのおすすめモデルを探している方は参考にしてください!
- 品質が高く信頼できる製品かどうか
- 同価格帯のなかで特にコスパが優れているかどうか
- 今後長い間快適に使用できるかどうか
コスパ重視「mouse B5-I7I01SR-B」
なるべく価格を抑えつつも一定のスペックを確保した構成を探している方には、こちらのメモリ16GB搭載モデルがおすすめ。
12世代CPUと少し型が古いですが、それでも10コア12スレッドと基礎スペックが高いので、日常利用はもちろん軽めのゲームに十分耐えうる性能があります。
ストレージは500GBなのでたくさんの動画やゲームを保存する場合は不足しがちですが、スペック的にそこまで重いデータを扱えないのでそこまで気にする必要はありません。
高性能CPU「MousePro L5-I7U01WT-A」
CPUの性能を重視したい方は、13世代CPUを搭載した本モデルを基準に選ぶことをおすすめします。
標準構成はメモリ8GBに256GBのSSDなので少ないですが、日常利用~軽めのゲームなら問題ありません。
動画編集や複数のゲームもやりたい場合は、購入前にメモリを16GBに、ストレージを500GB以上に増設することでCPUの性能も相まってやれることが増えるので検討してみてください。
>>「MousePro L5-I7U01WT-A」の詳細を見る
動画編集用「DAIV Z4-I7I01SR-A」
高解像度モニターに、豊富なメモリ32GBと1TB SSDを搭載した高性能モデルです。
動画編集をするパソコンは、動画素材やアプリケーションでかなりストレージを食ってしまうので、1TBもあるSSDであれば容量不足になりにくくなります。
また、動画編集時はメモリにもかなり負担がかかりますが、32GBもあればメモリ不足でアプリがクラッシュしたりする心配もなくなるので、フルHDの軽めの動画編集をメインに担当してもらうサブPCとして理想的です。
画像編集もする場合は、WUXGAの高解像度モニターで詳細な確認もできるのでクリエイター用のサブPCとしておすすめです。
Intel Iris Xe Graphicsに関するよくある質問
ここからはIntel Iris Xe Graphicsに関するよくある質問と回答について、紹介していきます。
- Intel Iris Xe Graphicsのゲーム性能ってどのくらい?
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『マイクラ』くらいのゲームなら問題なく遊べる性能はありますが、『Apex』あたりのグラフィックの質になってくるとかなり厳しい性能です。
ゲームをメインにする性能ではないので、あくまでも軽めのゲームができるGPUと思ってください。
- Intel Iris Xe Graphicsは動画編集に向いてる?
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動画編集ができるというだけで、向いてると言えるほど性能は高くありません。
実際の環境を一例として出すと、フルHDの5分くらいの動画を20~30分かけて書き出すことができる位の性能なので、そこで判断してみてください。
4Kなどの高解像度まで上がってしまうとそもそもスペック不足で編集できないので注意してください。
- Intel Iris Xe GraphicsはGeforceのグラボと比較するとどのくらい違う?
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現在主流のGeforce系グラボと比較すると、天と地のほど違いがあります。
一番グレードが低いRTX 4060の約6分の1くらいしかIntel Iris Xe Graphicsは性能を発揮できないので、ゲーム用として運用するにはかなりスペックが厳しいです。
Intel Iris Xe Graphicsのゲーム性能まとめ
Intel Iris Xe GraphicsはCPUに内蔵されているGPU(グラフィック処理用のパーツ)の中では優秀な方ですが、RTX 4060などのグラボと比べると圧倒的な差があるので、ゲーム用としてはかなり厳しいGPUです。
それでも『マイクラ』などの軽めのゲームや動画編集はできるくらいの性能はあるので、内蔵GPUじゃYoutubeを見るのが精一杯だった時代と比べるとかなり大きな進化です。
そこまで多くの性能を求めてないけど、『マイクラ』や『LoL』ができるくらいのノートPCが欲しいなという方にはコスパを考えると丁度良いGPUと言えます。
当サイトでは特にコスパが高いPCショップであるマウスコンピューターはひどいのかどうか?という評判記事もまとめているので、気になったらチェックしてみてください。