MENU

ZBrushの推奨スペックは?おすすめパソコンやiPad版でできないことも紹介!

ZBrushは一般的なPCでも動作しますが、本格的に使うなら中〜高性能クラスのスペックが必須です。

性能が不足していると、ブラシ操作の遅延や高ポリゴン時の強制終了など、作業の流れが頻繁に止まります

この記事では、そうした不便を避けるために必要なZBrushの推奨スペックの目安や、快適に動かすための設定・おすすめPCモデルなどを分かりやすく紹介します。

スクロールできます
モデル
DAIV
KM-I5G60

G TUNE
P5-I7G60BK-C

DAIV
Z6-I9G70SR-A

G TUNE
H6-I9G80BK-C
CPUCore i5 14400FCore i7-13620HCore i9-13900HCore Ultra 9 275HX
GPURTX 5060RTX 5060 Laptop GPURTX 4070 Laptop GPURTX 5080 Laptop GPU
メモリ16GB16GB32GB32GB
ストレージ1TB SSD500GB1TB SSD1TB SSD
目的家でじっくりと3DCGの
仕事を始めたい方
外でも扱えるモデルで
軽く始めたい方
本格的な3DCGを
制作したい
プロ志向の制作環境が
欲しい
目次

ZBrushの推奨スペックは?

ZBrush公式サイトより引用

ZBrushは高い処理性能と安定動作を求めるツールのため、ビジネス用など一般向けPCでは力不足になりやすいです。

また、他ツールとの連携やプラグイン活用を考えると、自由度の高いWindows環境がMacより有利です。

この項目では、ZBrushを快適に使うための推奨スペックと、作業内容に合わせた最適なPC構成を紹介します。

公式最小スペック

OSWindows 10または11、64bitバージョン
CPU第2世代 Intel Core 2 duo もしくは AMD社の同等製品(SSE4対応必須)
GPUZBrush本体は どのようなタイプでも利用可能
メモリ4 GB (6 GB以上を推奨)
ストレージ8GB の空きスペース
ディスプレイ1280×1024 解像度

ZBrushの公式最小スペックは、Windows 10/11環境であれば比較的古いCPUでも動作可能です。

GPU性能はほとんど影響せず、描画処理よりもCPUとメモリ性能が重視されます

そのため、一般的な事務用PCや5〜6年前のノートPCでも一応起動は可能です。

メモリ4GB・ストレージ8GBと軽めなので、容量を気にせず導入できます。

ただし、この構成では高ポリゴン作業や複雑なブラシ操作で動作が重くなりやすく、快適とは言えない点に注意が必要です。

公式推奨スペック

OSWindows 10または11、64bitバージョン
CPUIntel i5/7/Xeon もしくは AMD社Ryzen/Threadripper 以上のx64 CPU
GPUPolyGroupItプラグイン、BevelProプラグイン使用時のみ2008年以降に製造されたビデオカードでOpenGL 3.3および Vulkan 1.1以降をサポートしている必要があります
メモリ最低 8 GB、数億ポリゴンを扱う場合 16GB以上を推奨
ストレージ作業用として 100GB の空きスペース。SSD推奨
ディスプレイ1920×1200 解像度以上 (32-bit カラー)

ZBrushの公式推奨スペックは、Windows 10/11環境で中〜高性能CPUを前提とした構成です。

CPUはIntel i5/i7やRyzenシリーズ以上が推奨され、複雑な造形でも安定して動作します。

GPUは基本的に依存しませんが、GeForce RTX 3050以上またはRadeon RX 6600以上が安全ラインです。

メモリは最低8GB、快適に作業するなら16GB以上、ストレージはSSDで100GB以上を確保して、ディスプレイはフルHD以上を目安としましょう。

上記スペックのPCであれば、使用中のストレスなく快適にZBrushを実用できます。

ZBrush向けおすすめパソコン一覧!

スクロールできます
モデル
DAIV
KM-I5G60

G TUNE
P5-I7G60BK-C

DAIV
Z6-I9G70SR-A

G TUNE
H6-I9G80BK-C
CPUCore i5 14400FCore i7-13620HCore i9-13900HCore Ultra 9 275HX
GPURTX 5060RTX 5060 Laptop GPURTX 4070 Laptop GPURTX 5080 Laptop GPU
メモリ16GB16GB32GB32GB
ストレージ1TB SSD500GB1TB SSD1TB SSD
目的家でじっくりと3DCGの
仕事を始めたい方
外でも扱えるモデルで
軽く始めたい方
本格的な3DCGを
制作したい
プロ志向の制作環境が
欲しい

ここからは、ZBrush向けおすすめパソコン一覧について解説していきます。

予算・目的別に4つ厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【高コスパデスクトップ】RTX 5060搭載モデル

DAIV KM-I5G60

CPU:Core i5 プロセッサー 14400F
GPU:GeForce RTX 5060
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD

メリットデメリット
ZBrushやBlenderなど3D用途にも十分な性能を確保できる
コストを抑えつつ高いシングルスレッド性能を発揮
メモリ16GB・SSD 1TB構成で、一般的な制作・保存作業が快適
メモリが16GBのため、数千万ポリゴン級のZBrush作業では余裕が少ない

DAIV KM-I5G60は、Core i5-14400FとRTX 5060を搭載し、ZBrushやBlenderなど3D制作も快適にこなせる高コスパモデルです。

コストを抑えながらも高いシングルスレッド性能を持ち、造形やブラシ操作の反応もスムーズに行えます。


メモリ16GB・SSD 1TBの構成で、一般的な制作や保存作業のストレスもありません

一方で、数千万ポリゴンを扱う大規模な作業では、メモリ不足になる可能性があります

コスパ重視でZBrushを本格的に始めたい入門〜中級者におすすめです。

>>マウスコンピューターで商品の確認をする

【持ち運びもできる高性能ノート】RTX 5060搭載モデル

G TUNE P5-I7G60BK-C

CPU:Core i7-13620H プロセッサー
GPU:GeForce RTX 5060 Laptop GPU
メモリ:16GB
ストレージ:500GB SSD

メリットデメリット
ノートでもZBrushやBlenderを快適に動作可能
マルチタスクや描画処理がスムーズ
外出先でも制作作業が可能
メモリ16GBでは高ポリゴンモデルの処理にやや限界がある
ストレージ500GBと少なめ

G-Tune P5-I7G60BK-Cは、Core i7-13620HとRTX 5060 Laptop GPUを搭載し、ノートでもZBrushやBlenderを快適に動かせる性能を備えています

マルチタスクや描画処理もスムーズで、出先でも制作作業を継続できるのが強みです。

携帯性とパワーを両立した構成で、場所を選ばず制作環境を整えられます。

一方で、メモリ16GBでは高ポリゴンモデル処理に限界があり、ストレージ容量もやや控えめです。

外でも制作を進めたいクリエイターや、軽〜中規模のZBrush作業を行う方に向いているでしょう。

>>マウスコンピューターで商品の確認をする

ストレージ容量を拡張する場合、購入時にカスタマイズしたり、以下のような外付けSSDを併用したりするのが手軽でおすすめです。

バッファロー
¥13,880 (2025/10/12 08:59時点 | Amazon調べ)
\最大9%ポイントアップ!/
Amazonで見る

【ハイエンド制作向けノート】RTX 4070搭載モデル

DAIV Z6-I9G70SR-A

CPU:Core i9-13900H
GPU:RTX 4070 Laptop GPU
メモリ:32GB
ストレージ:1TB SSD

メリットデメリット
ZBrushやBlenderの高負荷作業がスムーズ
数千万ポリゴン級の造形も安定して動作
ノート型でもデスクトップ並みの処理性能を発揮
持ち歩き用途にはオーバースペック気味
長時間作業には電源接続が前提

DAIV Z6-I9G70SR-Aは、Core i9-13900HとRTX 4070を搭載し、ZBrushやBlenderの高負荷作業もスムーズにこなせるハイエンドノートです。

メモリ32GB構成により、数千万ポリゴン級の造形も安定して動作し、複数アプリの同時起動にも強い性能を発揮します。

ノート型ながらデスクトップ並みの処理性能を持ち、場所を選ばず本格的な制作が可能です。

一方で、性能が高い分サイズや発熱も増え、持ち歩きにはやや不向きです。

自宅やスタジオで、重い3D制作を省スペースで快適に進めたいクリエイターにおすすめです。

>>マウスコンピューターで商品の確認をする

【プロ仕様の最上位ノート】RTX 5080搭載モデル

G TUNE H6-I9G80BK-C

CPU:Core Ultra 9 275HX
GPU:RTX 5080 Laptop GPU
メモリ:32GB
ストレージ:1TB SSD

メリットデメリット
ZBrushやBlenderの超高負荷シーンも快適に動作
AI処理や並列タスクにも強い
大規模データの保存や同時作業も余裕あり
価格が非常に高く、一般的な用途にはオーバースペック
重量があり、携帯性は低め

G-Tune H6-I9G80BK-Cは、Core Ultra 9 275HXとRTX 5080を搭載した、ZBrushやBlenderの超高負荷シーンも快適にこなせる最上位ノートです。

AI処理や並列タスクにも強く、レンダリングや生成系ツールとの併用にも余裕があります。

メモリ32GB・SSD 1TB構成で、大規模データの保存や同時作業もスムーズに実行できます

その一方で、価格が非常に高く、一般的な用途にはややオーバースペックです。

携帯性より処理性能を重視し、制作環境をノート1台に集約したいプロクリエイターにおすすめです。

>>マウスコンピューターで商品の確認をする

ZBrush用パソコンを選ぶ際のポイントは?

ZBrush用のパソコンを選ぶ際は、制作スタイルに合った形状と処理性能のバランスが重要です。

特にZBrushはCPU依存が強いため、性能の不足は動作の遅延や強制終了につながります。

あわせて、画面サイズも作業効率を左右するため、快適さを重視した選び方を押さえておきましょう。

ノートパソコン・デスクトップを比較して用途に合う方を選ぼう

ノートパソコン
  • コンパクトで持ち運びができ、外出先でも制作可能
  • 設置スペースを取らず、電源1本で作業環境を整えられる
  • 高負荷時は発熱や性能低下が起きやすい
  • 同等性能のデスクトップより価格が高くなりがち
デスクトップ
  • 冷却効率と拡張性が高く、長時間のZBrush作業にも安定
  • 大画面モニターや周辺機器を自由に組み合わせやすい
  • 設置スペースを取り、持ち運びは基本的に不可能
  • 初心者には配線や設置がやや手間に感じる

最優先で決めるのはノートパソコンかデスクトップPCどちらを選ぶかです。

ノートパソコンは、場所を選ばず作業したい人や外出先でもモデリングを行いたい人に向いています

コンパクトで設置も簡単なので、初心者の方でも扱いやすいのが特徴です。

対してデスクトップは、長時間のZBrush作業や拡張を見据えた制作をしたい人に最適です。

冷却効率が高く、大画面モニターを活用できるため、細部の造形も快適に行えます。

持ち運ぶ予定があるならノートPC、家でじっくりと使う予定ならデスクトップPCを選びましょう。

ZBrushはCPU重視でCore i7以上またはRyzen 7以上を狙うのが安心

ZBrushは主にCPUで処理を行うソフトのため、GPUよりもCPU性能が快適さを左右します

造形やブラシ操作、ダイナメッシュ処理などはすべてCPU依存度が高く、性能不足だと反応が遅くなりやすいです。

そのため、Core i7以上またはRyzen 7以上のクラスを選ぶと安定感があります

多ポリゴンのモデルを扱う場合は、コア数よりもシングルスレッド性能を重視するのがポイントです。

中長期的に使うことを考えると、上位CPUを選んでおく方が結果的にコスパが良いです。

画面サイズは15インチ以上が快適

ZBrushを快適に扱うには、画面サイズ15インチ以上のディスプレイを選ぶのがおすすめです。

12〜13インチの小型ノートでも動作自体は可能ですが、UIやツールが細かくなり、操作精度が落ちやすくなります

15インチ以上あればブラシ・パレットを広く配置でき、細部の造形確認もスムーズに行えます

作業効率を重視するなら、外部モニターを接続してデュアル環境にするのも効果的です。

持ち運びを重視するか、作業のしやすさを取るかで最適サイズを選びましょう

ZBrushのiPad版でできないことはある?

iPad版でできないこと
  • プラグインやスクリプトの利用ができない
  • 高ポリゴンモデルの編集が制限される
  • カスタムUIやショートカット設定が制限される

iPad版は気軽に造形を始められる反面、ZBrush本来の強みである拡張性や作業効率は制限されます

プラグインやスクリプトが使えないため、PC版のような自動処理や他ソフトとの連携が難しくなります

また、高ポリゴンモデルの編集やカスタムUI設定にも制限があり、作業スピードを最適化しにくいのが実情です。

本格的な制作や商用利用を見据えるなら、自由度と安定性の高いPC版ZBrushを選ぶのが確実です。

ZBrush用パソコンの購入におすすめのBTOパソコンショップ

BTOパソコンショップとは、受注生産方式で自由にカスタマイズしたパソコンを販売しているショップです。

ここでは、主要なBTOショップである「ドスパラ」「マウスコンピュータ」「パソコン工房」それぞれの特徴について、解説していきます。

ドスパラ

by.ドスパラ

ZBrushを快適に扱いたい方には、株式会社サードウェーブが展開するBTOブランド「ドスパラ」のクリエイター向けモデルが狙い目です。

高性能GPUを搭載した構成が豊富で、ZBrushだけでなくBlenderやSubstance 3Dなどの併用にも対応しています。

また、CPUやメモリのカスタマイズ幅が広く、制作内容に合わせて最適な一台を組めるのも魅力です。

即日出荷モデルも用意されており、環境をすぐ整えたいユーザーにも最適です。

コストと性能のバランスに優れた構成が多く、本格的な造形作業を快適に始めたい人におすすめの選択肢になります。

マウスコンピューター

by.マウスコンピューター

マウスコンピューターは、国内生産と厳格な品質管理で安定性に定評のあるBTOパソコンブランドです。

ZBrushのような高負荷な3D造形やレンダリング作業でも、優れた冷却設計により長時間の安定動作を維持できます。

さらに、24時間365日のサポート体制を備えており、トラブル発生時も迅速な対応が受けられる点が安心です。

プロや企業での導入実績も多く、信頼性を重視して制作環境を整えたいクリエイターに向いています

安定した性能とアフターサポートを重視するなら、マウスコンピューター製ZBrush用PCが有力です。

パソコン工房

by.パソコン工房

パソコン工房は、株式会社ユニットコムが展開する全国展開型のBTOパソコンブランドで、店舗サポートの手厚さが特徴です。

ZBrushなど3D制作向けに適したGPU搭載モデルも豊富で、用途や予算に合わせて柔軟にカスタマイズできる点が魅力となっています。

実店舗ではスタッフに相談しながら構成を決められるため、初めてクリエイターPCを購入する方でも安心して選べます

また、オンラインと店舗の両方でサポートを受けられる仕組みが整っており、購入後のアップグレードやトラブル対応もスムーズです。

安定した動作とアフターサポートを重視する方には、パソコン工房のZBrush向けモデルがおすすめです。

ZBrushの推奨スペック・おすすめパソコンに関するよくある質問

ここからは、ZBrushの推奨スペック・おすすめパソコンに関するよくある質問と回答をまとめて紹介していきます。

ZBrushでメモリ不足になる場合の対処法は?

不要なサブツールを非表示にするか、ポリゴン数を削減して作業を分割すると改善します。

解決しない場合、メモリの増設や買い替えを検討しましょう。

ZBrushのメモリはどのくらい必要ですか?

最低8GBで動作しますが、安定して作業するなら16GB以上、重い造形では32GBを推奨します。

ZBrush向けノートパソコンのおすすめは?

Core i7+RTX 4060以上を搭載したモデルが快適です。

軽作業中心ならRTX 3050クラスでも十分です。

ZBrushの推奨スペックは?まとめ

スクロールできます
モデル
DAIV
KM-I5G60

G TUNE
P5-I7G60BK-C

DAIV
Z6-I9G70SR-A

G TUNE
H6-I9G80BK-C
CPUCore i5 14400FCore i7-13620HCore i9-13900HCore Ultra 9 275HX
GPURTX 5060RTX 5060 Laptop GPURTX 4070 Laptop GPURTX 5080 Laptop GPU
メモリ16GB16GB32GB32GB
ストレージ1TB SSD500GB1TB SSD1TB SSD
目的家でじっくりと3DCGの
仕事を始めたい方
外でも扱えるモデルで
軽く始めたい方
本格的な3DCGを
制作したい
プロ志向の制作環境が
欲しい

ZBrushを快適に使うには、CPU性能とメモリ容量を重視した中〜高性能PCが理想です。

CPUはCore i7またはRyzen 7以上、メモリは16GB以上を目安にすると動作が安定します。

GPU依存度は低いため、描画よりも処理速度を優先する構成がおすすめです。

設定の最適化である程度の軽量化も可能ですが、本格的に使うならZBrushの推奨スペック以上のPCを選ぶのが安心です。

目次