ゲーム開発用プラットフォームのUnityを利用するには、グラボを搭載したPCが必須です。
グラボなしPCではゲーム開発に必要なスペックを満たせないためです。
この記事では、Unityの推奨スペックやおすすめのノートパソコンを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
\Unity向けおすすめPCはこちら!/
モデル | ![]() DAIV R4-I7G50WT-B | ![]() DAIV Z6-I7G60SR-A | ![]() DAIV Z6-I9G70SR-A | ![]() DAIV KM-I7A7X |
---|---|---|---|---|
CPU | Core i7-13620H | Core i7-13700H | Core i9-13900H | Core Ultra 7 265 |
GPU | RTX 4050 Laptop GPU | RTX 4060 Laptop | RTX 4070 Laptop | RADEON RX 9070 XT |
メモリ | 16GB | 32GB | 32GB | 32GB |
ストレージ | 500GB SSD | 1TB SSD | 1TB SSD | 2TB SSD |
ディスプレイ | 14型・フルHD | 16型・WQXGA | 16型・WQXGA | – |
価格 | 199,800円 | 279,800円 | 369,800円 | 369,800円 |
おすすめ用途 | Unity入門用の モデルを探している | 2Dゲーム全般や 軽量な3Dゲームを開発したい | 3DやVRゲーム を開発したい | 高負荷な開発ができる デスクトップが欲しい |
Unityの推奨スペックは?

ここからは、Unity(エディター)を最低限動かすのに必要なスペックと、推奨スペックを紹介していきます。
それぞれのスペックでできることも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
最低スペック
OS | Windows 10 バージョン 21H1 (ビルド 19043) 以降 (X64)、Windows 11 21H2 (ビルド 22000) 以降 (Arm64) |
---|---|
CPU | SSE2命令セットをサポートするX64アーキテクチャ、Arm64 |
GPU | DX10、DX11、DX12、またはVulkan対応GPU |
メモリ | 8GBメモリ以上 |
ストレージ | 記載なし |
ディスプレイ | 記載なし |
Unityの最低スペックは少々わかりにくいですが、決して要求が高いわけではありません。
CPUは2000年以降にリリースされたPCなら要件を満たしており、GPUもグラボを搭載した現行モデルなら問題なく満たしています。
ただし、最低スペックギリギリでは大規模な3Dゲームなどは開発できないので、用途に応じてスペックを検討しましょう。
当サイトが考える推奨スペック(VRゲーム開発など)
OS | Windows11 64bit |
---|---|
CPU | Intel Core i7 第13世代以上 |
GPU | RTX4070以上 |
メモリ | 16GBメモリ以上 |
ストレージ | 1TB以上 |
ディスプレイ | 14インチ以上 |
VRゲーム開発などの負荷の高い作業を想定するなら、ある程度のハイスペックが必要です。
OSはなるべく最新に近いものにし、CPUやGPUも高性能なものを選びましょう。
なお、VRゲーム開発はグラボの性能も重要になるので、内蔵GPUしかないMacだとやや力不足です。
グラボなしPCは非推奨
グラボなしPCでもUnityの起動・軽作業は可能ですが、実際にゲーム制作をするとかなり制約が出てきます。
2Dゲームやモバイル向けゲームの開発はできても、大型の3Dゲームなどの開発には向きません。
そのため、Unityを快適に使用したいなら、推奨スペックを満たすPCを用意しましょう。
Unity用パソコン・ノートパソコンのおすすめは?

ここからは、Unity用パソコン・ノートパソコンのおすすめモデルを紹介していきます。
さまざまな価格帯のモデルを紹介するので、自身の予算や必要スペックに応じて選びましょう。
【初心者向けCAD入門用】RTX 4050 Laptop GPU搭載モデル
DAIV R4-I7G50WT-B
CPU:Core i7-13620H
GPU:RTX 4050 Laptop GPU
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD
メリット | デメリット |
---|---|
20万円以下で手に入る 外出先でも開発できる 2Dゲームや軽量な3Dゲームの開発が可能 | 大規模な3Dゲームなどの開発には向かない |
グラボにRTX4050 Laptopを搭載した、エントリークラスのクリエイターノートPCです。
20万円以下の手頃な価格帯ながらも、2Dゲームや軽量な3Dゲームの開発は十分快適にこなせます。
本格的なゲーム開発には向かないものの、個人レベルの開発や学習用途であれば問題ありません。
Unity初心者で、なるべく安いモデルを探している方におすすめのモデルです。
【中級者向け】RTX 4060 Laptop GPU搭載モデル
DAIV Z6-I7G60SR-A
CPU:Core i7-13700H
GPU:RTX 4060 Laptop
メモリ:32GB
ストレージ:1TB SSD
メリット | デメリット |
---|---|
NVIDIA Studio 認定モデルでクリエイティブな作業に向いている 2Dゲーム全般や中級クラスの3Dゲーム開発ができる 32GBメモリ搭載でマルチタスクも快適 | AAAクラスの3DゲームやVRゲーム開発は厳しい |
第13世代インテルCore i7-13700HにGeForce RTX 4060を組み合わせた、ミドルクラスのモデルです。
NVIDIA Studio認定モデルのため、動画編集やCADなどの幅広いクリエイター業務に適しています。
AAAクラスのゲーム開発は厳しいものの、中級クラスまでの3Dゲーム開発なら問題ありません。
Unityで2Dや中規模な3Dゲームを開発したい、中級者の方におすすめです。
【高性能】3DCG作業に最適な高性能モデル
DAIV Z6-I9G70SR-A
CPU:Core i9-13900H
GPU:RTX 4070 Laptop
メモリ:32GB
ストレージ:1TB SSD
メリット | デメリット |
---|---|
3DゲームやVRゲーム開発に対応可能 ハイエンドCPU搭載で動作がサクサク 32GBメモリでマルチタスク快適 | 高性能なため価格が高い |
3DCGなどの高負荷な作業にも耐えられる、高性能なクリエイターノートPCです。
CPU・GPUともにハイエンドな高性能で、3DゲームやVRゲームなどの高負荷な開発作業にも対応できます。
価格が高いのはデメリットですが、性能面を考慮すれば決してコスパは悪くありません。
3DゲームやVRゲームなど、高負荷なゲームを開発したい上級者の方におすすめです。
【高性能デスクトップ】RX 9070 XT搭載デスクトップPC
DAIV KM-I7A7X
CPU:Core Ultra 7 265
GPU:RADEON RX 9070 XT
メモリ:32GB
ストレージ:2TB SSD
メリット | デメリット |
---|---|
3DゲームやVRゲームなどの高負荷な開発用途に対応可能 コスパの良いAMD製グラボ搭載 ミニタワー型で省スペース | 高性能なため価格が高い |
RX 9070 XTを搭載した高性能なデスクトップPCです。
価格が高いものの、AMD製グラボを搭載しているため、NVIDIA製グラボ搭載モデルに比べれば価格が抑えられています。
3Dゲーム開発やVRゲーム開発も対応できるため、性能面は申し分ありません。
Unity用に高性能なモデルを探しつつ、コスパも重視している方におすすめです。
Unity用パソコンを選ぶ際のポイントは?
Unity用パソコンを選ぶ際は、スペックや予算を考慮することが大切です。
また、作業環境に合わせて、ノートパソコンかデスクトップのどちらを選ぶべきかも判断しましょう。
以下では、Unity用パソコンを選ぶ際のポイントを詳しく解説していきます。
ノートパソコン・デスクトップを比較して用途に合う方を選ぼう
- 場所にとらわれずに作業できる
- 周辺機器がほとんどいらない
- デスクトップよりもコスパで劣る
- パーツの拡張性が悪い
- 高性能モデルが多くコスパも良い
- パーツの増設や交換が可能
- 持ち運びできず自宅以外で作業できない
- 周辺機器が用意する必要がある
ノートパソコンとデスクトップで迷ったら、自身の作業環境を想定して選ぶのがおすすめです。
自宅以外の場所でゲーム開発する可能性があるなら、迷わずノートパソコンを選びましょう。
自宅での開発作業が中心で、なるべくコスパの良いモデルを選びたいならデスクトップをチェックしてみてください。
開発用途に合わせたスペックで選ぶ

開発するゲームの種類によって、必要なPCスペックは変わってきます。
大規模な3DゲームやVRゲームにはRTX4070などを搭載した高性能モデルが必要ですが、モバイル向けゲームならそこまでのスペックは必要ありません。
自身が開発したいゲームの種類に応じて、適切なスペックを搭載したモデルを選びましょう。
予算やコストパフォーマンスも考慮する

Unity用のPCを選ぶ際は、予算やコストパフォーマンスも重要なポイントです。
要求スペックが上がるほどPCの値段も高くなるため、予算に余裕がない場合はスペックにある程度妥協する必要があります。
なお、小規模なゲーム開発や学習用途ならそこまで高性能なモデルは必要ないため、エントリークラスのPCでも十分です。
Unity用パソコンの購入におすすめのBTOパソコンショップ
BTOパソコンショップとは、受注生産方式でパソコンを販売しているショップのことです。
ここでは、主要なBTOショップである「ドスパラ」「マウスコンピュータ」「パソコン工房」それぞれの特徴について、解説していきます。
ドスパラ

ドスパラは、ゲーミングPCブランド「GALLERIA」で知られる大手BTOショップです。
最新のCPUやGPUを搭載したモデルが豊富で、Unity開発に必要な高性能モデルも多く取り扱っています。
また、最短翌日出荷にも対応しているため、到着まで待たされる心配もありません。
Unity用パソコンを今すぐ手に入れたい方におすすめです。
マウスコンピューター

マウスコンピューターは、国内生産と24時間365日のサポート体制が特徴のショップです。
Unity開発ではトラブルやパーツ交換が必要になることもありますが、手厚いサポートがあるので安心して使えます。
また、「DAIV」シリーズを中心に、Unity開発に適したクリエイター向けモデルも多く展開しています。
サポート体制を重視しつつ、クリエイター向けモデルが欲しい方はぜひチェックしてみてください。
パソコン工房

パソコン工房は、コストパフォーマンスに優れたラインナップが多く、予算に合わせて幅広い選択ができるのが特徴です。
Unity開発に必要なスペックを抑えつつも、価格をできるだけ抑えたい場合に重宝します。
また、都心以外にも店舗が多いため、実機を確認してから購入できるのも強みです。
コスパを重視している方は、ぜひパソコン工房をチェックしてみてください。
Unityの推奨スペック・おすすめPCに関するよくある質問
ここからは、Unityの推奨スペック・おすすめPCに関するよくある質問と回答をまとめて紹介していきます。
- Unity用ノートパソコンの安いおすすめモデルは?
-
「DAIV R4-I7G50WT-B」がおすすめです。
2Dゲームなどを開発できるスペックを搭載しつつ、価格は約20万円に抑えられています。
- Unityにパソコンスペックはどれくらい必要?
-
必要なスペックは開発するゲームにより異なりますが、現行ならエントリークラスでも問題ありません。
ただし、3DゲームやVRゲームを開発するなら、グラボにRTX4070などを搭載した高性能モデルが必要です。
- UnityはMacでも動かせる?
-
UnityはMacでも動かせます。
ただし、Macは内蔵グラボしか搭載できないため、高負荷なゲーム開発には向きません。
なるべく快適に動かすなら、本記事で紹介しているUnity用おすすめPCを参考にしてください。
UnityはグラボなしPCでも動く?まとめ
Unityで小規模なゲーム開発をする場合はグラボなしPCでも動きますが、ほとんどのケースではグラボを搭載したPCが必須です。
特に大規模な3DゲームやVRゲームなど、高負荷なゲームを開発する場合は、RTX4070以上のグラボを搭載した高性能モデルを用意しましょう。
本記事でもおすすめのノートパソコンを紹介しているので、開発レベルや予算に応じて適切なモデルを選んでください。
\Unity向けおすすめPCはこちら!/
モデル | ![]() DAIV R4-I7G50WT-B | ![]() DAIV Z6-I7G60SR-A | ![]() DAIV Z6-I9G70SR-A | ![]() DAIV KM-I7A7X |
---|---|---|---|---|
CPU | Core i7-13620H | Core i7-13700H | Core i9-13900H | Core Ultra 7 265 |
GPU | RTX 4050 Laptop GPU | RTX 4060 Laptop | RTX 4070 Laptop | RADEON RX 9070 XT |
メモリ | 16GB | 32GB | 32GB | 32GB |
ストレージ | 500GB SSD | 1TB SSD | 1TB SSD | 2TB SSD |
ディスプレイ | 14型・フルHD | 16型・WQXGA | 16型・WQXGA | – |
価格 | 199,800円 | 279,800円 | 369,800円 | 369,800円 |
おすすめ用途 | Unity入門用の モデルを探している | 2Dゲーム全般や 軽量な3Dゲームを開発したい | 3DやVRゲーム を開発したい | 高負荷な開発ができる デスクトップが欲しい |