副業用ノートパソコンを選ぶ際には、どのような用途で使用するかが非常に重要です。
まずは使用目的をはっきりさせ、使用したいソフトやどんな作業を行うかを決めてからPCを選びましょう。
この記事では副業用ノートパソコンのおすすめについて解説しながら、副業の種類別の必要スペックなども紹介していきます。
モデル | ![]() mouse A4-A5U01SR-B | ![]() mouse K5-I7G50BK-B | ![]() DAIV Z4-I7I01SR-A | ![]() DAIV R4-I7G50WT-B |
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CPU | Ryzen 5 7430U | Core i7-12700H | Core i7 14700F | Core i7-13650HX |
GPU | Radeon グラフィックス | RTX 2050 Laptop GPU | 内蔵(Iris Xe) | RTX 4050 |
メモリ | 8GB | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 256GB SSD | 500GB SSD | 500GB SSD | 500GB SSD |
ディスプレイ | 14型 フルHD | 15.6型 フルHD | 14型 フルHD | 14型 フルHD |
価格 | 79,800円 | 149,800円 | 169,800円 | 199,800円 |
おすすめ用途 | 格安で事務作業や ライティングを行う | コスパに優れる デザイン作業向け | 機械学習の作業や プログラミング向け | 軽めの動画編集を 行いたい |
副業用ノートパソコンのおすすめは?
ここからは、副業用ノートパソコンのおすすめモデルを紹介していきます。
事務作業や動画編集、プログラミングなど用途別におすすめできるモデルを紹介しますので、是非参考にしてみてください。
【格安モデル】事務作業やライター業務に最適なノート
mouse A4-A5U01SR-B
CPU:Ryzen 5 7430U
GPU:Radeon グラフィックス
メモリ:8GB
ストレージ:256GB SSD
メリット | デメリット |
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10万円以下の格安価格で手に入る 普段使いにちょうどよいRyzen 5プロセッサー搭載 MIL規格対応の丈夫なボディ | メモリやストレージは最低限 動画編集などには不向き |
事務作業やライター業務用のノートパソコンが欲しい方におすすめです。
10年以下の価格ながら、WordやExelなどのOfficeソフトを快適に使用可能です。
Ryzen 5プロセッサーは高い性能を持ちながら安価で、コスパが高いモデルなので価格を抑えたいならピッタリのCPUです。
MIL規格に対応しており、丈夫な作りになっているので長く安心して使用できます。
【デザイン向け】グラボ搭載のイラスト・デザイン向けコスパモデル
mouse K5-I7G50BK-B
CPU:Core i7-12700H プロセッサー
GPU:RTX 2050 Laptop GPU
メモリ:16GB
ストレージ:500GB SSD
メリット | デメリット |
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グラボ搭載で描画能力が高い 16GBメモリで専用ソフトを安定動作可能 CPU性能が高く、書き出し処理が快適 | 動画編集や3Dの作業には向かない |
イラスト・デザイン用のノートPCが欲しい方におすすめのモデルです。
グラボを搭載しており、CLIP STUDIO PAINTなどのイラスト用ソフトで多くのレイヤーを使用しても快適に動作可能なスペックです。
メモリを16GB搭載しており、作業中に急にソフトが落ちてしまうなどの心配もありません。
CPU性能が高く、レンダリングなどの処理も非常に快適に行えるモデルです。
グラフィックデザイナー用パソコンのおすすめについて解説した記事もありますので、こちらもチェックしてみてください。
【プログラミング向け】機械学習やプログラミングにおすすめ
DAIV Z4-I7I01SR-A
CPU:Core i7 14700F
GPU:内蔵(Iris Xe)
メモリ:16GB
ストレージ:500GB SSD
メリット | デメリット |
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機械学習やプログラミングに向いたモデル メモリ16GB搭載で安定動作が可能 コンパクトで持ち運びに向いている | 描画系AIの使用には向かない |
機械学習やプログラミングに向いたノートパソコンが欲しい方におすすめのモデルです。
16GBのメモリを搭載しており、重い作業も安定した動作で快適に行えます。
CPU性能が高いので、細かくプログラミング結果を出力したい方でも素早い出力でストレスなく作業できます。
コンパクトで持ち運びに向いており、大学や自宅での使用など場所を選ばず持ち運ぶのにも適したモデルです。
プログラミング用ノートパソコンで安いおすすめモデルについて解説した記事もありますので、気になる方は参考にしてみてください。
【動画編集用】快適な動画編集が可能なモデル
DAIV R4-I7G50WT-B
CPU:Core i7-13650HX
GPU:RTX 4050
メモリ:16GB
ストレージ:500GB SSD
メリット | デメリット |
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動画編集向けのグラボ搭載モデル 高いCPU性能で書き出しも快適 軽いゲームもプレイ可能 | ストレージが500GBでは心もとない |
動画編集に向いたノートパソコンが欲しい方におすすめのモデルです。
最新のRTX40番台グラボを搭載しており、YouTube用などの簡単な動画編集であれば快適に行うことができます。
軽いゲームなら快適にプレイ・録画が可能なスペックなので、ゲーム実況動画の制作にもピッタリです。
RTX40番台グラボはDLSS 3が使用可能なので、対応タイトルであれば多少重いゲームでも高いfpsを出力して遊ぶこともできます。
PremiereProがグラボなしで動くのかについて解説した記事もありますので、こちらもチェックしてみてください。
副業用ノートパソコンに必要なPCスペックは?
副業用ノートパソコンに必要なPCは、どんな仕事をやりたいかによってスペックが変わります。
スペック選びをするならまずは目的をはっきりさせることが大切です。
使用するアプリなどによって環境は変わりますが、大まかな目安としては以下の必要スペックを参考にしていただくと良いでしょう。
動画編集に必要なスペック
OS | Windows 10/11 |
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CPU | AMD Ryzen 3000 シリーズ/Threadripper 3000 シリーズ以上 |
GPU | 8 GB の GPU メモリ 以上 |
メモリ | 16 GB の RAM以上 |
ストレージ | 500GB以上 |
ディスプレイ | 14インチ 1920 x 1080以上 |
動画編集に必要な最低限のスペックは上記の通りです。
動画編集にはグラボを搭載した環境が必須であり、現行モデルであればRTX4050以上のモデルがおすすめです。
また、フルHDではなく4K解像度などの高解像度で動画編集が行いたい場合、メモリは32GBが必要になります。
デザインに必要なスペック
OS | Windows 10/11 |
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CPU | SSE2に対応したIntel、AMD製CPU |
GPU | OpenGL 3.3に対応したGPU 2GB以上のメモリ必須 |
メモリ | 8GBメモリ以上 |
ストレージ | 3GB以上の空き容量のあるストレージ |
ディスプレイ | 14インチ以上 |
デザイン・イラストなどに必要なスペックは上記の通りです。
全体的に高いスペックは必要ありませんが、2GB以上のメモリを搭載したグラボが必須です。
メモリは8GB以上が必須ですが、16GB搭載された環境ならより安定した作業環境が得られます。
ライター業務に必要なスペック
OS | Microsoft Windows 8.1/10/11 |
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CPU | 1GHz以上 |
GPU | 不要 |
メモリ | 64MBメモリ以上 |
ストレージ | 不要 |
ディスプレイ | 14インチ以上 |
ライター業務に最低限必要なスペックは上記の通りです。
WordPressはPHP7.4以上が動作する環境なら使用可能なので、PCの性能はあまり問題になりません。
外出時やカフェなどで作業を行いたい場合には、できる限りバッテリー持ちの良いモデルを選ぶことをおすすめします。
事務作業に必要なスペック
OS | Windows 8.1/10/11 |
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CPU | Intel Core i3以上または同等のCPU |
GPU | 不要 |
メモリ | 4GBメモリ以上 |
ストレージ | 2GB以上 |
ディスプレイ | 14インチ以上 |
事務作業を行える最低限のスペックは上記の通りです。
グラボは不要ですが、CPU性能とメモリ容量に気を付ける必要があります。
4GBメモリ搭載環境の場合、多くのソフトを並行して使用した際に動作が不安定になることがあるので、メモリは8GB搭載しておくのがおすすめです。
プログラミングに必要なスペック
OS | Windows 8.1/10/11 |
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CPU | 1.6GHz 以上のプロセッサ |
GPU | 不要 |
メモリ | 4GBメモリ以上 |
ストレージ | 1GB以上 |
ディスプレイ | 14インチ以上 |
プログラミングを行える最低限のスペックは上記の通りです。
上記は最低限のスペックですが、出力を快適に行ったり他のツールを並行して使用することも考えると16GBメモリの搭載をおすすめします。
また、CPU性能が高ければ動作検証などもスムーズに行えますので、ストレスのない環境が得られます。
副業用ノートパソコンを選ぶ際のポイントは?
副業用ノートパソコンを選ぶ際には、どのような用途で使用するかが最も重要です。
特に、動画やデザイン用のPCを選ぶならMacbookも選択肢になり、高いコスパを求められます。
デスクトップと比較して用途に合う方を選ぼう
- 持ち運びができ、カフェや出張先でも作業できる
- バッテリー駆動が可能で、電源に依存しない
- 拡張性が低く、パーツの交換や増設が難しい
- 高負荷作業では熱がこもりやすく、パフォーマンスが落ちやすい
- 拡張性が高く、パーツの交換・追加が容易
- 長時間の高負荷作業にも安定して対応できる
- 持ち運びができず、設置スペースが必要
- 周辺機器を別で揃える必要がある
副業用のPCはノートPCとデスクトップを比較して用途に合う方を選びましょう。
特に、4Kの動画編集や本格的な機械学習を行うなら高いスペックが必要となるので、デスクトップの方が安上がりになります。
外出先や移動中に副業がしたい場合は、持ち運び可能なノートPCがおすすめです。
動画編集・デザイン業務にはMacbookも選択肢
- 安価なモデルのコスパが非常に高い
- モデルが少なくPC初心者も選びやすい
- 高スペックモデルは100万円を超える
- 対応していないソフトも多い
- Mac専用ソフト以外はほとんどのソフトに対応している
- 購入時のカスタマイズの幅が広い
- 低価格帯のコスパはMacに劣る
- モデル数が多く、迷ってしまうことがある
動画編集・デザイン業務にはMacbookも選択肢に入ってきます。
低価格帯モデルの場合、Mac book Airが非常に高いコスパを誇るので、価格の安さ重視の方にはおすすめです。
ただし、対応していないソフトも多く、動作が不安定なソフトもあるので、価格の安さだけを重視するならWindowsがおすすめです。
細かい文字を読む作業には大きいモニターがおすすめ
眠いしノートPCの文字小さいしで目がしょぼしょぼ…頭痛い…
— まーやん (@cogimoru) September 27, 2019
プログラミングや事務作業などの細かい文字を読む作業の場合、大きめのモニター搭載モデルがおすすめです。
ノートPCは14インチモニターを搭載しているモデルが多いですが、文字が小さく表示されてしまい、目が疲れるという声も多いです。
可能であれば、15.6インチや16インチ等大き目のモニターを搭載したモデルを選びましょう。
中古PCの購入はなるべく避けた方が良い
- パーツの劣化
- ウイルスが入っている可能性がある
- 保証・サポートが無い
結果から言えば、中古PCの購入はおすすめできません。
特にメルカリなどの個人販売が行われているサイトでの購入では、まともな管理ができていない可能性があります。
パーツの劣化やウイルスが入っている可能性があるなど、購入してもまともに使用できないこともあるため、注意が必要です。
基本的には保証・サポートがないので、故障や不具合は自身で対応可能な方のみ中古PCを購入を検討しましょう。
副業用ノートパソコンの購入におすすめのBTOパソコンショップ
副業用ノートパソコンの購入にはBTOパソコンショップがおすすめです。
BTOパソコンショップとは、パーツを自分で用途に応じてカスタマイズして購入できる、受注生産のショップです。
用途ごとに最適なモデルがいくつも用意されているので、完成済みのPCから予算や用途に合ったモデルを初心者でも簡単に選んで購入できます。
ここでは、主要なBTOショップである「ドスパラ」「マウスコンピュータ」「パソコン工房」それぞれの特徴について、解説していきます。
ドスパラ

ドスパラは、株式会社サードウェーブが展開している歴史あるBTOパソコンブランドです。
即日出荷に対応した製品も多く、スピーディーな納品を重視する方にとって非常に便利なサービスを提供しています。
ラインナップはゲーミングPCに限らず、ビジネス向けの機種も豊富で、コストパフォーマンスに優れたモデルが揃っているのも魅力のひとつです。
マウスコンピューター

マウスコンピューターは、株式会社マウスコンピューターが展開する国内生産にこだわる信頼性の高いBTOブランドです。
全モデルで品質の安定感があり、24時間365日対応のサポート体制が用意されているため、万が一のトラブル時にも安心して相談できます。
法人向けの導入実績も豊富で、ビジネスシーンでも安心して使える実力派メーカーです。。
パソコン工房

パソコン工房は、株式会社ユニットコムが展開する全国に実店舗を構えるBTOパソコンブランドです。
高いカスタマイズ性と手頃な価格帯が特徴で、用途や予算に応じて自分だけの1台を組みやすいのが魅力です。
また、実店舗でスタッフと直接相談できるため、ネット注文に不安がある方でも安心して購入できます。
副業用のノートパソコンを選ぶ場合によくある質問
ここからは、副業用のノートパソコンに関するよくある質問と回答をまとめて紹介していきます。
- MacBookで副業するのは初心者でも可能?
-
業種によっては可能です。
特に動画編集やイラスト・デザインを行う場合は、低価格帯のモデルなら高いコスパを実現できるので、初心者にはおすすめと言えます。
- 副業のためノートパソコンのおすすめモデルが知りたい。
-
ノートPCを選ぶなら、どんな副業をするかによって必要なスペックが変わります。
副業ごとにおすすめのモデルは異なりますので「副業用ノートパソコンに必要なPCスペック」をご確認ください。
- 副業用のノートパソコンで10万未満の安いモデルはある?
-
事務やwebライティングなどに使用するためのノートパソコンであれば、10万円未満の安いモデルもあります。
特にmouse A4-A5U01SR-Bなどは、約8万円と低価格で購入可能なのでおすすめです。
副業用ノートパソコンのおすすめは?まとめ
モデル | ![]() mouse A4-A5U01SR-B | ![]() mouse K5-I7G50BK-B | ![]() DAIV Z4-I7I01SR-A | ![]() DAIV R4-I7G50WT-B |
---|---|---|---|---|
CPU | Ryzen 5 7430U | Core i7-12700H | Core i7 14700F | Core i7-13650HX |
GPU | Radeon グラフィックス | RTX 2050 Laptop GPU | 内蔵(Iris Xe) | RTX 4050 |
メモリ | 8GB | 16GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 256GB SSD | 500GB SSD | 500GB SSD | 500GB SSD |
ディスプレイ | 14型 フルHD | 15.6型 フルHD | 14型 フルHD | 14型 フルHD |
価格 | 79,800円 | 149,800円 | 169,800円 | 199,800円 |
おすすめ用途 | 格安で事務作業や ライティングを行う | コスパに優れる デザイン作業向け | 機械学習の作業や プログラミング向け | 軽めの動画編集を 行いたい |
副業用ノートパソコンを選ぶ際には、どのような用途で使用するかが最も重要です。
まずは目的をはっきりさせ、使用したいソフトやどんな作業を行うかを決めてからPCを選びましょう。
動画編集やデザインならMacbookも選択肢に入りますが、対応していないソフトもあるため、価格だけが判断材料なら多少高くてもWindowsPCを選ぶのがおすすめです。