FX取引ツールのMT4を使う際、スペックの低いパソコンを使うとチャートの切り替えや時間足の変更に時間がかかり、最適な取引タイミングを逃す恐れがあります。
したがって、MT4でFXの取引をしようと考えているなら、ある程度スペックに余裕のあるパソコンを用意することが大切です。
本記事では、MT4の推奨スペックやおすすめモデルを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
モデル | ![]() mouse A5-I7U01BK-A | ![]() mouse B4-I5U01SR-A | ![]() DAIV Z4-I7I01SR-A |
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CPU | Core i7-12650H | Core i5-1335U | Core i7-1360P |
GPU | インテル UHD | インテル Iris Xe | インテル Iris Xe |
メモリ | 8GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 500GB | 256GB | 500GB |
ディスプレイ | 15.6型・フルHD | 14型・WUXGA | 14型・WUXGA |
価格 | 99,800円 | 129,800円 | 169,800円 |
おすすめ用途 | 安いデイトレ用の モデルを探している | 小型で持ち運びに 便利なモデルが欲しい | 4画面出力対応の 高性能モデルが欲しい |
最強デイトレ用ノートパソコンについて解説した記事もありますので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。
MT4の推奨スペックは?

MT4は、FX取引用のツールのため、動作スペックはそこまで高くありません。
しかし、公式の推奨スペックギリギリのパソコンでは取引の反映などに時間がかかり、最適な取引タイミングを逃してしまう恐れがあります。
ここでは、MT4の動作スペックや自動売買を利用する場合の推奨スペックを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
必要スペック
OS | Windows 10以上 |
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CPU | 最低2コアのCPUで、SSE2/AVXをサポート |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 50GB SSD |
ネットワーク | 最低15Mbpsのインターネット接続 |
MT4の必要スペックは、上記のとおりで、かなり低いスペックが記載されています。
現行モデルはもちろん、10年以上前に発売されたパソコンでも満たせるレベルです。
しかし、必要スペックギリギリのパソコンではスムーズに取引できない可能性もあるので、MT4を使うなら以下の推奨スペックを参考にしてみてください。
推奨スペック(自動売買を利用する場合)
OS | Windows10/11 |
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CPU | Core i5 以上 |
メモリ | 8 GB 以上 |
ストレージ | 120 GB 以上のSSD |
ディスプレイ | 1024×768 以上 |
EA(自動売買)を利用する場合は、公式の必要スペックよりやや余裕を持たせたスペックが求められます。
軽めの操作に比べてEAは負荷がかかり、快適に動かすにはより高いスペックが必要になるからです。
それでも、上記条件なら現行の10万円前後で買えるモデルでも十分満たせます。
MT4用ノートパソコンのおすすめは?
モデル | ![]() mouse A5-I7U01BK-A | ![]() mouse B4-I5U01SR-A | ![]() DAIV Z4-I7I01SR-A |
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CPU | Core i7-12650H | Core i5-1335U | Core i7-1360P |
GPU | インテル UHD | インテル Iris Xe | インテル Iris Xe |
メモリ | 8GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 500GB | 256GB | 500GB |
ディスプレイ | 15.6型・フルHD | 14型・WUXGA | 14型・WUXGA |
価格 | 99,800円 | 129,800円 | 169,800円 |
おすすめ用途 | 安いデイトレ用の モデルを探している | 小型で持ち運びに 便利なモデルが欲しい | 4画面出力対応の 高性能モデルが欲しい |
ここからは、MT4用ノートパソコンのおすすめモデルを紹介していきます。
10万円以下で買える初心者向けモデルから、20万円程度の上級者向けモデルまで紹介するので、ぜひ自分に合った1台を探してみてください。
【安い10万円未満のノート】Core i7搭載モデル
mouse A5-I7U01BK-A
CPU:Core i7-12650H
GPU:インテル UHD
メモリ:8GB
ストレージ:500GB NVMe SSD
ディスプレイ:15.6型・フルHD
価格:99,800円
メリット | デメリット |
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MT4の動作スペックを余裕で超えている 10万円以下の格安価格で手に入る 15.6型ディスプレイでチャートが見やすい | 8GBメモリだと複数チャートの表示やEAの同時稼働は厳しい |
10万円以下で手に入る、格安モデルのノートパソコンです。
MT4の動作スペックは余裕で超えているので、基本的な操作には十分快適に対応できます。
メモリが8GBのため、複数のEAを同時稼働させるといった使い方は厳しいですが、単一のチャートを表示して普通に取引するだけなら処理落ちすることはほぼありません。
できる限り安いノートパソコンでMT4を使いたい、FX初心者の方におすすめです。
【持ち運びに便利】省電力&小型のノートパソコン
mouse B4-I5U01SR-A
CPU:Core i5-1335U
GPU:インテル Iris Xe
メモリ:16GB
ストレージ:256GB SSD
ディスプレイ:14型・WUXGA
価格:129,800円
メリット | デメリット |
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14型ディスプレイのため持ち運びやすい 16GBメモリにより複数チャート表示が快適 CPUの省電力性能が高い | ストレージがやや少ない CPU性能は控えめ |
14型のディスプレイを採用した、小型のノートパソコンです。
省電力で知られるIntelのUシリーズのCPUを組み合わせているので、外出先でのトレードも長時間快適に行えます。
ストレージがやや少ないのは欠点ですが、購入時に増設したり、外部ストレージを接続したりすれば問題ありません。
外出先でトレードする機会が多くなりそうな方におすすめです。
後から手軽にストレージを増やす場合、以下のような信頼できるメーカーの外付けSSDもおすすめです。

【最大4画面出力可能】第13世代Core i7CPU搭載ノートパソコン
DAIV Z4-I7I01SR-A
CPU:Core i7-1360P
GPU:インテル Iris Xe
メモリ:16GB
ストレージ:1TB SSD
ディスプレイ:14型・WUXGA
価格:189,800円
メリット | デメリット |
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CPU性能が高くトレードを快適に行える 最大4画面出力に対応 1kg未満の軽量ボディを採用 | おすすめモデルの中では一番高い |
Intelの第13世代Core i7CPUを搭載した、高性能なクリエイターノートパソコンです。
最大4画面出力にも対応しているため、外部ディスプレイを接続して複数チャートの同時表示も可能になります。
他のモデルよりも高いのはデメリットですが、その分性能が優れているのは言うまでもありません。
複数チャートの同時表示や複数のEAを稼働させられる、高性能なノートパソコンが欲しい方におすすめです。
MT4用パソコンを選ぶ際のポイントは?
MT4用パソコンを選ぶ際、スペック以外にも外部ディスプレイとの接続や有線LAN接続などを考慮する必要があります。
チャート画面の見やすさ、取引のスムーズさを損なわないために必要なポイントを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
ノートパソコン・デスクトップを比較して用途に合う方を選ぼう
- 外出先でもFXトレードができる
- パソコンの設置スペースをとらない
- 外部ディスプレイなしだと画面が小さい
- パーツの増設や交換が難しい
- 大画面ディスプレイでチャートを確認できる
- パーツの交換や増設や容易
- 外出先でFXトレードできない
- 設置スペースを多く必要とする
ノートパソコンとデスクトップのどちらを選ぶべきかは、自身の生活スタイルや重視すべきポイントによって異なります。
外出先でトレードするならノートパソコン一択ですが、自宅でのみトレードするならデスクトップでも構いません。
外部モニターを使えば、デスクトップ同様の環境にできるので、どちらにすべきか迷うならノートパソコンを選ぶべきです。
なるべくモニターと併用するのがおすすめ

MT4をノートパソコンで使うなら、なるべく外部モニターと併用するのがおすすめです。
MT4で複数のチャートを同時に確認する場合、ノートパソコンの画面だけではどうしても表示領域が狭くなり、相場の変化を見逃しやすくなります。
特にデイトレードやスキャルピングなど、瞬時の判断が求められる手法を採用している方は、モニターをうまく活用しましょう。
有線LAN対応のポートがあるかチェックする

ノートパソコンを選ぶ際は、なるべく有線LAN対応のポートがあるモデルを選びましょう。
有線LANを直接挿せない場合でも、Type-C端子があれば、アダプタを経由して有線接続できます。
FXでスムーズな取引を実現するためにも安定した通信環境は必須のため、なるべく有線接続できるモデルを選ぶことが大切です。
MT4用パソコンの購入におすすめのBTOパソコンショップ
BTOパソコンショップとは、受注生産方式でパソコンを販売しているショップのことです。
ここでは、主要なBTOショップである「ドスパラ」「マウスコンピュータ」「パソコン工房」それぞれの特徴について、解説していきます。
ドスパラ

ドスパラは、株式会社サードウェーブが運営している老舗のBTOパソコンショップです。
10万円前後の格安モデルからハイスペックモデルまで揃っているので、ユーザーのニーズに沿った1台が見つかります。
また、最短翌日出荷に対応するなど、すぐにパソコンが手に入るのも特徴です。
MT4を使ったFXトレードに今すぐ挑戦したい方は、ぜひチェックしてみてください。
マウスコンピューター

マウスコンピューターは、国内生産にこだわり高品質なパソコンを販売しているBTOパソコンショップです。
一般向けの「mouse」やクリエイター向けの「DAIV」など、MT4に対応できるノートパソコンだけでも豊富なラインナップを展開しています。
また、24時間365日の電話に対応するなど、サポート面が手厚いのも見逃せません。
コスパやサポートの手厚さを重視している方におすすめです。
パソコン工房

パソコン工房は、コスパの良いパソコンを多く販売しているBTOパソコンショップです。
国内生産にこだわることで、高品質なモデルを多く展開できています。
また、国内に多くの店舗を構えているので、実店舗で直接相談しやすいのも魅力です。
MT4用にコスパの良いパソコンが欲しい方やパソコン初心者は、ぜひチェックしてみてください。
MT4の推奨スペック・おすすめパソコンに関するよくある質問
ここからは、MT4の推奨スペック・おすすめパソコンに関するよくある質問と回答をまとめて紹介していきます。
- デイトレ用パソコンはどこで 買うべき?
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デイトレ用パソコンは、BTOパソコンショップでの購入がおすすめです。
高スペックの割に低価格のモデルが手に入りやすくなっています。
- MT4にグラフィックボードは必要?
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基本的に、MT4にグラフィックボードは不要です。
チャート画面の表示やインジケーターの計算などは、基本的にCPUで処理できます。
- MT4を複数起動できるスペックは?
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MT4を複数起動するには、第10世代以上のCore i5・i7のCPU、16GBのメモリなどのスペックが必要です。
マルチタスクも快適にこなせる高性能なパソコンが求められます。
MT4の推奨スペックは?まとめ
モデル | ![]() mouse A5-I7U01BK-A | ![]() mouse B4-I5U01SR-A | ![]() DAIV Z4-I7I01SR-A |
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CPU | Core i7-12650H | Core i5-1335U | Core i7-1360P |
GPU | インテル UHD | インテル Iris Xe | インテル Iris Xe |
メモリ | 8GB | 16GB | 16GB |
ストレージ | 500GB | 256GB | 500GB |
ディスプレイ | 15.6型・フルHD | 14型・WUXGA | 14型・WUXGA |
価格 | 99,800円 | 129,800円 | 169,800円 |
おすすめ用途 | 安いデイトレ用の モデルを探している | 小型で持ち運びに 便利なモデルが欲しい | 4画面出力対応の 高性能モデルが欲しい |
MT4の推奨スペック自体は軽いですが、自動売買(EA)を複数利用するなら、それなりに高いスペックが求められます。
第10世代以上のCore i5・i7のCPU、16GBのメモリがあれば十分で、グラボは基本的に必要ありません。
本記事でも、MT4用におすすめのモデルを紹介しているので、FXトレードを快適に行いたい方はぜひチェックしてみてください。
最強デイトレ用ノートパソコンについて解説した記事もありますので、気になる方はこちらもチェックしてみてください。