デザインツールの「Figma」は、ブラウザ上で動作する手軽さが魅力ですが、快適に作業するにはある程度のPCスペックが求められます。
特に複雑なUIデザインを作成したり、チームでの共同編集を行う場合は動作が重くなるので注意しましょう。
この記事では、Figmaを快適に使うための推奨スペックやおすすめのPCをわかりやすく紹介します。
![]() mouse A5-I7U01BK-A | ![]() mouse B5-A7A01SR-A | ![]() DAIV Z4-I7I01SR-B | ![]() MacBook Air 2025 M4モデル | |
| CPU | Core i7-12650H | Ryzen 7 8845HS | Core Ultra 7 255H | Apple M4チップ |
| GPU | インテル UHD グラフィックス | Radeon 780M | インテル Arc グラフィックス 140T | CPU統合型 |
| メモリ | 8GB | 16GB | 16GB | 16GB |
| ストレージ | 1TB SSD | 500GB SSD | 500GB SSD | 256GB |
| 価格 | 99,800円 | 139,800円 | 189,800円 | 164,800円 |
| おすすめ 用途 | 格安のノートパソコン が欲しい | コスパの良い ノートパソコンが欲しい | 高性能な ノートパソコンが欲しい | コスパの良い Macbookが欲しい |
当サイトではWindowsでデザイナー向けノートパソコンのおすすめは?という記事も紹介していますので、Figma以外のおすすめPC・推奨スペックが気になる方は必見です。
Figmaの推奨スペックは?

ここでは、Figmaの公式が定めている動作スペックや推奨スペックを紹介していきます。
PCスペックの選択で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
公式必要スペック
| OS | Windows8.1 |
|---|---|
| CPU | 指定なし |
| GPU | 指定なし |
| メモリ | 指定なし |
| ストレージ | 指定なし |
| ディスプレイ | 指定なし |
Figmaでは、最低動作環境としてOSのみ記載されており、CPUやGPUなどのスペックは具体的に明記されていません。
CPUは「Intel HD Graphics 3000」のみ既知のバグがあるので、これ以外のCPUを選びましょう。
GPUも特に指定はありませんが、CPU一体型よりもグラボを搭載しているPCのほうがパフォーマンスは向上します。
当サイトが考える推奨スペック
| OS | Windows11 |
|---|---|
| CPU | Core i5 / Ryzen 5以上 |
| GPU | 内蔵GPUで十分 |
| メモリ | 16GBメモリ以上 |
| ストレージ | 256GB以上 |
| ディスプレイ | 14インチ以上 |
Figmaについて、当サイトが考える推奨スペックをまとめました。
CPUはIntel Core i5などのエントリークラスでも十分快適に動作するほか、GPUも内蔵GPUで問題ありません。
OSはサポートが終了しているものもあるため、なるべく最新のものを使用しましょう。
Figma用パソコンのおすすめは?

早速、Figma用パソコンのおすすめを紹介していきます。
さまざまな価格帯・機能のモデルをピックアップしているので、予算や用途に合ったモデルを選んでみてください。
【初心者向け】10万円未満の格安ノートパソコン
mouse A5-I7U01BK-A
CPU:Core i7-12650H
GPU:内蔵(インテル UHD)
メモリ:8GB
ストレージ:1TB SSD
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 10万円以内で購入できる Core i7CPU搭載でFigmaには十分なスペック 15.6型ディスプレイ搭載で画面が見やすい | CPUが2世代古い マルチタスクや高負荷な処理には向かない |
第12世代のIntel Core i7CPUを搭載したノートパソコンです。
最新世代より2世代型落ちにはなりますが、Figmaのデザイン作成なら十分快適にこなせます。
また、10万円以下の格安価格で購入できるので、購入時のハードルが高くありません。
できる限り安いノートパソコンが欲しい、デザイン初心者の方におすすめです。
【高コスパ】Ryzen 7プロセッサー搭載ノートパソコン
mouse B5-A7A01SR-A
CPU:Ryzen 7 8845HS
GPU:Radeon 780M
メモリ:16GB
ストレージ:500GB SSD
| メリット | デメリット |
|---|---|
| Ryzen 7搭載でFigmaが快適に動作する 性能の割に価格が安い WQXGAの高解像度ディスプレイ搭載 | もっと高性能なモデルが存在する |
CPUにRyzen 7プロセッサーを搭載した、コスパの良いノートパソコンです。
画像や動画編集も可能にする強力な内蔵GPUを搭載しているので、Figmaも快適に動作します。
また、ディスプレイはフルHDよりも高解像度なWQXGAを搭載しているので、画質で悩む心配もありません。
高性能なPCはほかにも存在しますが、コスパの良いノートパソコンを探している方にはおすすめです。
【高性能】Core Ultra 7搭載クリエイターノートパソコン
DAIV Z4-I7I01SR-B
CPU:Core Ultra 7 255H
GPU:インテル Arc グラフィックス 140T
メモリ:16GB
ストレージ:500GB SSD
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 動画編集も可能な高性能CPU搭載 NPU搭載でAI機能も快適に使える 薄型かつ軽量なボディで持ち歩きやすい | ビジネスPCよりも価格は高い |
高性能CPUのCore Ultra 7 255Hを搭載した、クリエイター向けノートパソコンです。
ビジネス向けPCよりもやや高いものの、NPU搭載でFigmaのAI機能も快適に使える利点があります。
また、厚さ19.5mかつ1.12kgの軽量設計のため、持ち運びで苦労しません。
性能や持ち運びやすさを重視しているクリエイターにおすすめです。
【高コスパMac】M4チップ搭載MacBook Air
Apple 2025 MacBook Air M4
CPU:Apple M4チップ
GPU:CPU統合型
メモリ:16GB
ストレージ:256GB SSD
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 高性能なM4チップ搭載でFigmaを快適に使える 最大18時間稼働できるバッテリーを搭載 20万円以下で手に入る | Windowsのコスパには劣る |
高性能なM4チップを搭載した、2025年モデルのMacBook Airです。
Figmaのデザイン作成を快適にこなせるスペックを搭載しているほか、バッテリー性能も高いので長時間作業できます。
なお、Windowsのコスパに劣るのはデメリットですが、価格が20万円を下回っているのでMacBookにしては高すぎません。
Figma用にコスパの良いMacBookを探している方におすすめです。
Figma用にパソコンを選ぶ際のポイントは?
Figmaを快適に使うためには、スペックだけでなく作業環境に合ったパソコンを選ぶことも大切です。
ここでは、OSやディスプレイ、ポートなどのチェック項目を解説します。
WindowsとMacを比較して用途に合う方を選ぼう
- Macよりもコスパが良い
- カスタマイズや増設が可能
- モデルによってUIが若干異なる
- Mac操作に慣れていると使いにくい
- Retinaディスプレイで高精細な表示が可能
- UIがシンプルで使いやすい
- 同性能のWindowsよりも価格が高め
- カスタマイズや増設が難しい
FigmaはWindowsとMacのどちらでも動作するため、自分の好みや用途で選びましょう。
コスパや拡張性を重視するならWindows、ディスプレイ性能や操作性を重視するならMacがおすすめです。
Figma以外にも複数のソフトを使うなら、互換性の観点からWindowsを選んでおくと後悔する可能性を減らせます。
ディスプレイはフルHD以上がおすすめ

Figmaで快適にデザインを作成するためにも、フルHD(1920×1080)以上の解像度を持つディスプレイがおすすめです。
画面解像度が低いと、ツールバーやアートボードが狭く感じられ、細かいUIパーツの配置や確認がしづらくなります。
一方、フルHD以上のディスプレイなら、複数のフレームやウィンドウを並べても見やすく、作業効率を落とさずにデザイン全体を把握できるのが魅力です。
さらに、4Kディスプレイを選べばより高精細な表示が可能になり、実際の仕上がりイメージを正確に確認できます。
外部ディスプレイの接続ポートがあるモデルを選ぼう

Figmaを使ったデザイン作成業務では、ノートPCだけで作業スペースを確保するのが難しいケースがあるため、外部ディスプレイの接続ポートがあるかチェックしましょう。
HDMI・USB-C・Thunderboltなどの外部ディスプレイを接続できるポートがあると、作業領域を拡張できて便利です。
また、複数のポートで複数のディスプレイに接続できれば、資料を見ながらデザインを作成するといった使い方ができるようになります。
Figma用パソコンはBTOパソコンショップで購入するのがおすすめ!
BTOパソコンショップとは、受注生産方式でパソコンを販売しているショップのことです。
ここでは、主要なBTOショップである「ドスパラ」「マウスコンピュータ」「パソコン工房」それぞれの特徴について、解説していきます。
ドスパラ

ドスパラは、株式会社サードウェーブが運営しているBTOパソコンショップです。
ゲーミングPCのイメージが強いですが、Figmaを動かすのに最適なビジネスPCやクリエイターPCも豊富に取り扱っています。
また、最短即日や翌日の出荷に対応しているため、PCの到着まで待たされる心配もありません。
Figmaを使って今すぐデザインの作成がしたい方におすすめのショップです。
マウスコンピューター

マウスコンピューターは、株式会社マウスコンピューターが運営しているBTOパソコンショップです。
24時間365日の電話サポートや3年間の無償修理保証を提供するなど、サポートの手厚さに定評があります。
また、クリエイターPCやビジネスPCも多く展開しているため、Figma用にちょうど良いパソコンが見つからないといった心配もありません。
サポートの手厚さで選ぶなら、マウスコンピューターがおすすめです。
パソコン工房

パソコン工房は、株式会社ユニットコムが運営しているBTOパソコンショップです。
IiyamaブランドのPCを中心に、コスパの良いモデルが多く揃っています。
また、全国に66店舗を展開しているため、店舗で直接PCを購入したい方でも問題ありません。
自分一人でPCを選ぶのが不安な方には、パソコン工房がおすすめです。
Figmaの推奨スペック・おすすめパソコンに関するよくある質問
ここからは、Figmaの推奨スペック・おすすめパソコンに関するよくある質問と回答をまとめて紹介していきます。
- FigmaにMacはおすすめできる?
-
ソフトとの相性やカスタマイズ性の観点から、MacよりもWindowsがおすすめです。
Windowsなら必要に応じてパーツを交換・増設できるため、作業レベルが上がったり、Figma以外のソフトを使いたくなったりしても柔軟に対応できます。
- Figmaでノートパソコンを使うメリットは?
-
Figmaでノートパソコンを使う最大のメリットは、外出先でも作業できることです。
場所を選ばずに作業できるため、ちょっとした待ち時間を有効活用できるようになります。
- FigmaはグラボなしのPCでも動かせる?
-
Figmaは、グラボなしのPCでも動かせます。
ただし、処理性能を重視するなら、高性能な内蔵GPUが搭載されたモデルを選びましょう。
Figmaの推奨スペックは?まとめ
![]() mouse A5-I7U01BK-A | ![]() mouse B5-A7A01SR-A | ![]() DAIV Z4-I7I01SR-B | ![]() MacBook Air 2025 M4モデル | |
| CPU | Core i7-12650H | Ryzen 7 8845HS | Core Ultra 7 255H | Apple M4チップ |
| GPU | インテル UHD グラフィックス | Radeon 780M | インテル Arc グラフィックス 140T | CPU統合型 |
| メモリ | 8GB | 16GB | 16GB | 16GB |
| ストレージ | 1TB SSD | 500GB SSD | 500GB SSD | 256GB |
| 価格 | 99,800円 | 139,800円 | 189,800円 | 164,800円 |
| おすすめ 用途 | 格安のノートパソコン が欲しい | コスパの良い ノートパソコンが欲しい | 高性能な ノートパソコンが欲しい | コスパの良い Macbookが欲しい |
Figmaはブラウザ上で動作するため、Core i5以上のCPUを搭載していれば、十分快適に動作します。
グラフィックボードも必須ではないものの、高性能な内蔵GPUを搭載しているモデルなら、描画処理がよりスムーズになるのでおすすめです。
本記事で紹介しているおすすめモデルを参考に、自分に合ったPCを選んでみてください。
当サイトではWindowsでデザイナー向けノートパソコンのおすすめは?という記事も紹介していますので、Figma以外のおすすめPC・推奨スペックが気になる方は必見です。

