人気ゲームであるマインクラフトを始めたいけど、「どのプラットフォームがいいのか分からない!」「値段も気になる!」という方は多いのではないでしょうか?
この記事では、Java版と統合版(Bedrock Edition)などマインクラフトの種類と価格について解説しています。
また、マインクラフトはVPSを利用することで友達とも簡単にサーバーを立てて遊ぶことができます。
詳しくは「マイクラVPSおすすめランキング」を参考にしてみてください。
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マインクラフトは3種類ある
まずマインクラフトは大きく分けて3種類あります。
- Java版
PC(Windows、macOS、Linux) - 統合版(BE)
Windows、Nintendo Switch、プレイステーション 4、Xbox One、iOS、Android、Amazon Fire Device、Oculus - その他
WiiU・PS3・ニンテンドー3DS、XBOX360など
Java版【PC】
料金 | 3,960円(価格変動あり) |
無料トライアル | あり |
まずは最も拡張性に優れた本家、Java版について紹介します。
主にPC向けのプラットフォームで、Javaという環境が無ければ動きません。
個人が作成したModやコンテンツが充実していて、アップデートの頻度も高いのが特徴です。
マルチプレイについては、他人のサーバーに入る分には簡単ですが、のちに紹介する統合版と比べるとサーバーを建てる難易度が少しだけ高く、Modを導入するとなるとある程度のPCスペックと、やり方の調査、または詳しい友達が必要です。
そんなJava版マイクラのマルチが簡単に遊べるマイクラおすすめレンタルVPSサーバーも当サイトで紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
また、PC版で遊ぶ場合は利用しているPCのスペックも重要です。
マイクラのおすすめゲーミングPCと推奨スペック記事でマイクラが快適にできるスペックをチェックしてみてください。
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統合版(BE)【PC・ゲームコンソール・モバイルデバイス】
プラットフォーム | 料金 |
---|---|
Windows10,11 | 3,960円 |
PS4 | 5,780円 |
Nintendo Switch | 3,300円 |
Xbox | 4,500円 |
iOS | 900円 |
Android | 860円 |
Amazon Fire | 2,222円 |
Oculus | 860円 |
統合版(BE)はスペック要求が高くないのでプレイできるプラットフォームは多く、ゲーム機で遊べるのは統合版のみとなります。
何よりも大きなメリットとして、違うゲーム機の友達ともマルチプレイでマイクラを楽しむことができます。
プラットフォームにより価格は違いますが、Java版と比較して安価で購入でき、プレイするまでのハードルが最も低いので手を出しやすいのが嬉しい点です。
ダンジョンや配布ワールドなど公式からの遊び要素があり、またアドオンという家具や家電、モンスターなどを追加できるModに近いものもあります。
その他【PS3やWii Uなどの旧世代機】
上記二種以外のマインクラフトとして、PS3やWiiUなど旧世代機の買い切りで購入できるソフトのマインクラフトがあります。
同じゲーム機のみですがマルチプレイに対応している機種もあり、PCや最新ゲーム機を持っていないユーザーでもマイクラの世界を体験できます。
ただしマイクラはアップデートにより仕様変更や新要素が多く追加されるゲームなので、拡張性もなく旧マインクラフトはもはや別のゲームに感じるかもしれません。
現行はJavaと統合版のみ
現状サポート対象はJava版と統合版のみとなっていて、旧世代機機はアップデートの予定がなく古いマインクラフトのままです。
そのためマインクラフトを本格的に楽しみたいなら、PCで自由で拡張性の高いJAVA版の購入がおすすめです。
統合版はカスタマイズ性、拡張性ではJava版に劣りますが、「持っているゲーム機でプレイしたい」「PCでもゲーム機の友達と遊びたい!」という方は統合版を選びましょう。
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マインクラフトのJava版と統合版の違い
Java版と統合版の違いは多く、遊べる環境、できること、ゲームの仕様まで異なります。
以前まではスキンが選択式だった統合版も自由にインポートできるようになったり、マップの広さにも統合版は制限がありましたが、アップデートにより無限になりました。(ゲーム機の場合セーブデータの格納先容量が制限になる)
そのため、これからのアップデートによって、統合版でできなかったことができるようになっていく可能性も高いです。
また、粘着ピストンの動作や回復の仕様、ダメージ判定、マルチでのモンスターの湧き方など多くの仕様が違うので、動画などで見たことがプラットフォームの違いによりできない事も多々あります。
クロスプレイプラットフォーム
統合版はクロスプレイができるプラットフォームなので、クロスプレイができないJava版にはない大きなメリットです。
PCを持っていない友達とマイクラでマルチプレイがしたいなら、統合版を選ぶ必要があります。
アップデートやコンテンツ
以前まではJava版にまず新要素が実装され、後日統合版に実装される流れでしたが、最近は新モンスターの追加が統合版に先にアップデートされたり、アップデートの頻度も統合版の方が多いので大きな差はありません。
配布ワールドも多く、無料で要素や世界を拡張することができるのはJava版ですが、有料コンテンツなど公式からのコンテンツが豊富なのは統合版で、マーケットプレイスから遊べるダンジョンなどがあります。
MODの導入
本家マイクラとも呼ばれるJava版では、バージョンを下げれば大規模なMODが豊富にあり、できることは無限大です。
工業化にも限界はなく、マイクラ内で計算機、マイクラ内にマインクラフトが動作するプログラムまで作ったプレイヤーもいます。
対して統合版のアドオンでも似たようなことができますが、ゲーム機でプレイすることを想定されているので、スペックの限界が拡張性の限界となっています。
ゲームプレイ仕様の違い
両バージョンのゲーム仕様にも違いがあります。
まずピストンで押せるブロックが異なり、回路では高速で粘着ピストンを動かしたときにJava版では離れますが、統合版では離れません。
他にもピストンを横向きに重ねて上のピストンに信号伝えるとJava版だけ下のピストンも動作する仕様があり、統合版では下のピストンは動作しません。
Java版は明るさのみでスポーン、プレイヤーからの距離によって湧き条件が決まっていますが、統合版は地上と地下の概念があり、それぞれにスポーン条件があります。(マルチになるとさらに変わる)
モンスターの湧き条件が違うので、経験値・アイテム回収装置は解説動画などを参考に作る場合同じエディションの動画を見る必要があります。
Java版の購入がベストの理由
もしあなたがPCでプレイしているなら、絶対にJava版の購入がベストです。
クロスプレイができる以外のメリットはないので、友達がPCを持っているなら一緒にJava版で遊びましょう。
豊富なMOD
Mod(modification)とは公式の拡張パックやパッチとは異なるもので、ゲームを改造・また追加要素を入れ込むプログラムです。
多くゲームでは禁止されていることが多いですが、マインクラフトはModの製作、使用を認めています(他のゲームのキャラや著作物を出すこと、関連性のないマーケティングは違法)
Java版には多種多様なMODがあるので、統合版と比べてゲームプレイが大幅に拡張されるメリットがあります。
コミュニティが制作したコンテンツが充実している
Java版は歴史が長くプレイヤー数も多いので、ユーザー制作の配布マップやリソースパックが充実しています。
筆者も配布ワールドの謎解きや、限られた資源のアドベンチャーワールド「スカイブロック」など、有名な配布ワールドをダウンロードして遊んでいました。
リソースパックではModによるゲームの書き換えを行わずにテクスチャ(ブロックやモンスターの見た目)、BGM、効果音、テキストフォントなどを変えることができるので、簡単にバニラの世界観を新鮮なものにできます。
アップデートが先行される
アップデートがもうしばらくはJava版が先行すると考えられます。
これまではJava版が一気に多くの新要素を追加し、統合版がそれに追いつくように小出しで要素を追加して、Java版と同じ要素が出揃う流れでした。
一時期は統合版の方に先に要素が追加されることもありましたが、まだJava版が一気に新要素を出す流れが続くと考えられます。
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ハードごとのマインクラフト種類一覧
ハードごとでプレイできるマインクラフトの種類について紹介します。
各ハードごとによって特徴が異なるのでプレイするゲーム機(ハード)によって選んでみてください。
Minecraft Java Edition
Java版の対応プラットフォームはPC(Windows, macOS, Linux)で、家庭用ゲーム機でのプレイは想定されていません。
PCユーザー、大手配信者や、他のバージョンを遊びつくしたプレイヤーが行きつくのがJava版で、影が付いていたり、水がリアルに描画されているプレイ画面はJava版のものです。
ただし遊びたいフレンドがPC以外(PS4,PS5,Nintendo Switchなど)の場合マルチプレイができないため、特に「PCのフレンドと遊ぶ」「Modで自由に遊びたい」「一人で遊びたい」ユーザー向けです。
Windows10,11版(統合版・BE版)
Windows 10,11版(統合版・BE版)は、PCでゲーム機の友達とプレイする際に購入したいエディションです。
Windows8には対応していないので、Windows8を使用している場合はJava版のみとなります。
マイクラ内ではレッドストーン回路や自動装置の動きが若干異なるので、YouTube動画などで装置の作り方を調べる際は、統合版であること、Verを確認しましょう。
手を出しやすいゆえにユーザーが増えてきていて、アップデートの頻度はJava版に劣らず場合によっては統合版に先に新要素が導入されることもありました。
モバイルデバイス版(iOS・Andoroid)
iOSおよびAndroid向け、モバイルデバイス版の統合版です。
指でプレイするために専用のタッチキーパッドが左右に表示されるので、意外と操作性に不満はありませんでした。
価格が1,000円と他のハードよりも安く、iPadなど画面のモバイルデバイスを使えば、大きい画面でプレイすることもできます。
スマホのスペックに依存するため装置などの運用は難しいですが、冒険などマインクラフトの世界を十分に体験することができます。
どこでも手元でマイクラができるので、「家でJava版のマイクラをしているけどもっとマイクラがしたい!」という方にもおすすめです。
Nintendo Switch版
Nintendo Switchでも統合版をプレイすることができます。
携帯モードやテレビモードを使い分ければスマホ版以上に遊び方を柔軟に変えられるうえ、2人までなら1台のスイッチで一緒に遊ぶことができるので、家に来た友達と一緒に遊べるのがSwitch版の嬉しいメリットです。
インターネット経由でマルチプレイをする場合は「Nintendo Switch online(月額200円程度)」に加入が必要になるので注意が必要です。
また、Switchのスペックに依存するため、読み込みなどPCなどと比べると遅く、発展するほどワールドを歩くのが難しくなってしまうデメリットがあります。
PlayStation4版
PlayStation4でも統合版をプレイすることができます。
Switch版のようにゲーム機本体のスペックに依存しますが、SSD化やブーストモードを使えばある程度快適にプレイすることができます。
PlayStationⓇVR に対応しているので、VRゴーグルがあればマインクラフトの世界に入り込むことができ、Java版のVRModは非公式なので、公式のVRが遊べるのはPS4だけです。
※補足:PS5では現状PS4版のマインクラフトを遊ぶことができますが、PS5版は発売されていません。
PS5の方がスペックが高く拡張性も優れているので、より快適にPS4の統合版マインクラフトを遊ぶことができます。
こちらもオンラインプレイには「Play Station Plus(月額500円程度)」の加入が必須となります。
Xbox One版
Xbox Oneでも統合版をプレイすることができます。
PS4、Switchと同じようにゲーム機本体のスペックに依存しますが、家庭用ゲーム機の中では高いスペックを持っているので、より快適に遊ぶことができます。
Xboxでは以前までオンラインプレイにはXbox Live Goldの加入が必須でしたが、無料化されたのでマルチプレイに新たな課金は不要です。
Amazon Fire TV版
Amazon Fire TVでも統合版をプレイすることができます。
Fire TVは、テレビにUSBなどで接続することで様々なネットサービスを楽しめる機器です。
スペック的にはゲーム機などに劣りますが、「お家の大きなTV画面でマイクラがしたい!」「子供にマイクラを体験させたい」という要望に応えてくれるアイテムです。
別途マイクラを遊ぶためのコントローラーを購入する必要があります。
その他のハード
PS3やWii Uなどの旧世代機でも、マインクラフトを遊ぶことができます。
Java版、統合版とも違う独立したものなので、マルチプレイは同じゲーム機同士でのみ可能です。
マイクラを体験するだけならできますが、世界は狭くかなり古いバージョンのままで今後アップデートされることもないので、YouTuberなどの動画をみてマイクラに興味を持った場合は物足りないかもしれません。
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マインクラフトに無料版はある?
マインクラフトには、完全な無料版は存在しません。
ただし、いくつかの無料体験版やデモ版があるので、無料でマインクラフトの世界を体験することができます。
無料体験版やデモ版は製品版と比較して制限が多いので、体験版で「もっと遊びたい!」と思ったら、すべての機能やコンテンツを楽しめる製品版を購入しましょう。
Minecraft Java Editionの試用版
Minecraft Java Editionの無料体験版は、全ての要素が楽しめる時間制限付きの体験版となっています。
「Minecraft 無料」などと検索すると、「割れ」という候補が出てきますが、これはJava版旧バージョンデータの違法アップロードデータのことです。
海外サイトからの違法データのダウンロードは、規約違反かつトロイの木馬などウイルスをPCに招き入れる危険な行為なので、絶対にやめましょう。
統合版の試用版
統合版(Windows 10版、Xbox One版、Nintendo Switch版、PlayStation 4版など)にも無料体験版があります。
Microsoft Storeからインストールできる体験版では、クリエイティブがなく、コマンドが使えず、サーバーも使えませんが、100分間の時間制限付きでマイクラの世界を楽しむことができます。
旧版(Minecraft j Classic)なら無料
2009年にリリースされた「Minecraft Classic(マインクラフト クラシック)」なら、時間制限なく無料で遊ぶことができます。
ただしかなり昔のバージョンなので基本的な要素しかなく、使えるブロックの数は32種類のみと、製品版に比べると内容は物足りないと感じてしまいます。
ブラウザからすぐに無料で遊ぶことができるので、Minecraft Classicを試しに遊んでみてください。
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【結論】マインクラフトはどれを買えばいいのか?まとめ
マインクラフトはPCなら基本的に全ての要素が遊べるJava版がおすすめで、PC以外でプレイしている方、PC以外の友達と遊びたい場合は統合版になります。
値段はゲーム機によって違うので、選べるならJava版、またはより快適に遊べるゲーム機のエディションを購入しましょう。
また、筆者は統合版が出る以前にMojang(Mircosoftになる以前のマイクラアカウント)でマイクラを購入していて、統合版リリース時にどちらのバージョンも無料で遊べるようになりました。(当時は2000円未満)
そのため同じように過去MojangでJava版を購入していて、久しぶりに友達と遊ぶために統合版を買おうと思っている場合は、統合版の無料コードがメールに届いている可能性があるのでチェックしてみてください。
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